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きょうのポストカード(ロング・キス・グッドナイト) [映画のポストカード]

本日の午後ローはロング・キス・グッドナイト
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『ポリス・ストーリー/香港国際警察』『オフィサー・アンド・スパイ』『ウェイ・ダウン』『息子の面影』 [映画]

『ポリス・ストーリー/香港国際警察』を観た。1985年、香港、1時間46分。
香港警察特捜課の熱血刑事チェン。麻薬組織撲滅のため命懸けで組織のボスを逮捕し一躍ヒーローとなるが裁判で有罪を確実にするための計画が裏目に出てチェンを追い詰める。

以前に2、3回は観ていると思うがどうしてもアクションをメインにして観てしまう。なのでアクションシーンだけやそのメイキング、NGシーンなどは2、3回とは言わずもっと観ているだろうと思う。それは本作だけでなく今までの多くの作品が似た様な感じで観ていたかもしれない。
今回は内容もちゃんと把握して観れた。香港映画界のスーパースタージャッキーのジャッキーによるジャッキー、そしてジャッキーファンのための映画。その様に思えた。ジャッキーが当時やりたかった事見せたかった事をファンサービスも目一杯に詰め込まれているのでファンとしてはとても楽しいし嬉しい。ウィキペディアを見ると、撮影は先ずアクションシーン有りきで進められストーリーがアクションに合わせられたとの事。

ジャッキーを含め香港の女優さん男優さんは何故あんなに可愛いのか。容姿だけの事ではなく存在自体が。その理由はよく分からないけどとにかくみんな可愛い。
香港映画が自由で幸せだった時代なのかもしれない。それがスクリーンからも溢れ出ていたと思うのは勝手な思い込みかもしれないが。

この当時はまだ香港映画では本人の声ではなく吹替え。音声は撮影時に同録ではなく後でのアテレコのために香港映画では合理的に吹替えの人で進められたという事なのか。
当然ジャッキー本人の声とはちょっと違うなあと思いながら吹替えの人も熱演されていて良かった。日本語吹替えだとジャッキー専属の石丸博也さんが知られているけど、広東語吹替えの人がどういう人だったかは知られていないのだろうか?各作品でそれぞれ別の人が担当していたりするのか?

新文芸坐、香港アクション レジェンドまつり!にて。
本作と『少林寺 4K版』の二本立て。他にはブルース・リー主演作品4本がラインナップされていた。ブルース・リー主演作品もちゃんと観たのは『燃えよドラゴン』だけだったりする。
本作だけを観たがネット予約の際2本とも観るのだったら2本目の席も指定して確保しておかなければならないみたい。考えてみれば今回の自分の様に1本だけという人もいるだろうからそれはごもっともだなと納得だけど、知らないでいたら1本目を予約したら2本目も自動的に同じ席が予約されるものだと思って面倒臭い事になりそう。これまでそういうトラブルは無かったのだろうか。
前は当日に限っては2本立てを何回でも観れたが(やった事は無い)今のシステムではきっちり2本で終わりという事か。早稲田松竹や目黒シネマの場合はどうなんだろう?
2本立ての購入手順https://www.shin-bungeiza.com/news-20220430.html



『オフィサー・アンド・スパイ』を観た。2019年、フランス=イタリア、2時間11分。
1894年、フランス陸軍ドレフュス大尉はドイツに通じているスパイであるとして軍籍を剥奪されフランス領ギアナの離島の監獄に収監される。ドレフュスがユダヤ人である事が軍事裁判の判決にも影響が有ったのではないかと言われる中、ドレフュスがスパイである証拠を提出した防諜部隊を新たに率いる事になったピカール大佐はかつて軍大学の教え子であったドレフュスの無実の情報を手に入れ速やかな再審理を上層部に進言する。

日本の予告では大逆転劇として宣伝されている。感動作とも取られかねないがそんな感動させようとする気はさらさら無かったのかもしれない。それが顕著だったのがラストシーン。かつては大学での教師と生徒の関係でもあり、ドレフュス事件と呼ばれる今回の件で戦場では無いけど同じ敵と戦った戦友でもあり、そういった熱い友情の物語としがちな所を物凄くドライに締め括っているのが良かった。
脚色されている所は有るのだろうけどあくまで事実を伝える事を主旨としているのではないか。その上でドラマ性もサスペンスも作り出されているのも良かった。

今の世の中の風潮として監督の名前はあまり出してはいけないのか。今から20年前の作品は世界中で絶賛され、数年前までも名監督として認識されていたと思うが。
1977年に逮捕され有罪判決を受けるがアメリカ国外へ脱出。本人は冤罪を主張しているがアメリカ国内では再逮捕され実刑が確実とされているため二度と足を踏み入れてはいない。
その監督の境遇は本作と重なる部分は多く有るがドレフュス事件は巨大な権力と闘う事で真実が明らかになった。監督の場合はあえて闘わない事を選んだのか、それとも何らかの不都合な理由で闘えなかったのか。
アメリカ以外の国で映画を作り続ける事が映画監督としての闘いだったのかも。



『ウェイ・ダウン』を観た。2021年、スペイン=フランス、1時間58分。
イギリス人チームによってスペイン領海で引き揚げられた財宝はスペイン国税局に没収された。その財宝の真の価値を知る者は少なくイギリス人チームは保管されている銀行への財宝奪還作戦を決行する。

子役として大成功したフレディ・ハイモアも今年で20歳。青年俳優としての主演作品である本作ではプロデューサーも兼ねている。
テレビドラマの方でも着実にキャリアを重ねているらしく、そちらでも主演、製作、そして監督、脚本も経験しているらしい。

監督はスペインのジャウマ・バラゲロ。スペイン映画はちょっと風変わりな所が有ってそれが面白い。ジャウマ・バラゲロ監督の代表作は主観映像によるホラー映画『REC/レック』シリーズだろうと思うが『スリーピング・タイト 白肌の美女の異常な夜』なんかは相当変わっていて面白かった印象。
『スリーピング・タイト』の主演俳優ルイス・トサルは本作にも出演している。
そのジャウマ・バラゲロ監督を起用した割に犯罪アクション映画としてはそこまで変わった所は無かったのが残念だけどスペイン銀行内部の構造は変だった。建物の中に奈落の底が有る銀行。



『息子の面影』を観た。2020年、メキシコ=スペイン、1時間39分。
メキシコからアメリカへと旅立った息子が消息を絶ち母親マクダレーナはその行方を探す。最後の連絡が有った国境付近の町はギャングが支配し多くの国境通過者の命が奪われている危険地帯だった。
アメリカから強制送還された青年ミゲルは母親の元へと帰ろうとしていたが5年が経った町はすっかり変わり果てていた。
実家へと向かう道中、独り歩くマクダレーナを見つけた心優しいミゲルは唯一の手掛かりとなる人物を探すマクダレーナに協力を申し出る。

ネタばれ有。

『母をたずねて三千里』の母親が子供を探す逆バージョン。三千里は12,000キロメートルでそこまでの距離は無いと思うが、メキシコの現状がもたらす悲劇によって母親と息子の間を隔てる距離は三千里以上と言うか数字では測れないほどに離れてしまったのではないだろうか。そういった悲劇の物語として良かった。現実を色濃く反映しているのに良かったと言うのもどうなのか。
最近の特にハリウッド映画によってメキシカンギャング、麻薬カルテルの残虐さは知れ渡っているが、メキシコ全体が悪の巣窟という事は恐らく無いはずでメキシコ人同士の間でも加害者と被害者がいる。その被害者が受ける痛みや苦しみが描かれていてその事を知る意義は有る。どうにかならないものかと思うけどどうにもならない負の作用が強固に働いているのだろうなと他の国の事として冷めた考え方をしてしまう。

息子の面影という邦題は原題の直訳なのかは分からないが、その意味はマクダレーナがミゲルに息子の面影を見たという事も有るのだろうけど、それとは別にあの時に息子と再会して、2ヶ月ぶりとかそこまで長く会えなかったわけではないけど、その会えなかった間に息子はかつての面影を残しただけの別の人間になってしまっていた。という意味でも有るのだろうと勝手に解釈した。



『クラウディ・マウンテン』で寝た。そして途中で出た。
これまでも何度も経験しているからこそ分かるマズい、寝そうと感じたその不安を裏切らずにウトウト。
目が覚めて映画の中の状況を完全に見失ったのでこれ以上観ていても仕方無いなと思い退出。あんまり後悔は無かったがそれもどうなのかと思う。
今年は居眠りが多い。このままいくと初の2桁に乗せてしまうかもしれない。
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シネマ★シネマ★シネマ 1996年 27 [シネマ★シネマ★シネマ]



映画紹介

"PHENOMENON" 『フェノミナン』
監督 : ジョン・タートルトーブ
出演 : ジョン・トラヴォルタ、キーラ・セジウィック、ロバート・デュバル、フォレスト・ウィテカー

"FIRST KID" 『ファースト・キッド/僕のパパは大統領』
監督 : デヴィッド・ミッキー・エヴァンス
製作・出演 : シンバッド
出演 : ブロック・ピアース

"INDEPENDENCE DAY" 『インデペンデンス・デイ』
製作総指揮・監督・脚本 : ローランド・エメリッヒ
出演 : ウィル・スミス、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラム、ランディ・クエイド、ロバート・ロジア、マーガレット・コリン、ヴィヴィカ・フォックス、ハリー・コニック・Jr、メアリー・マクドネル


全米興行成績トップ10

"STRIPTEASE" 『素顔のままで』
監督・脚本 : アントリュー・バーグマン
出演 : デミ・ムーア、バート・レイノルズ、アーマンド・アサンテ、ヴィング・レイムス、ロバート・パトリック

"THE NUTTY PROFESSOR" 『ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合』

の2本が初登場。



横長テレビがまだ珍しかった時代。放送もまだそれに対応しきれていなかったのだろうと思う。
無理だと思われていた縦長テレビが20数年が経ってスマホの登場でその画角が世の中に浸透するとはあの頃山寺さんも含めて多くの人は思っていなかった。
TOHOシネマズではチケット発券機に縦長画面のが導入されていたりもする。画面が大きくて発券に必要な電話番号を入力するのに横や後ろから見えたりしないんだろうか?と、今の時代は敏感になってしまう。
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シネマ★シネマ★シネマ 1996年 26 [シネマ★シネマ★シネマ]



映画紹介

"THE NUTTY PROFESSOR" 『ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合』 
監督・脚本 : トム・シャドヤック
出演 : エディ・マーフィー、ジェイダ・ピンケット、ジェームズ・コバーン

"COURAGE UNDER FIRE" 『戦火の勇気』
監督 : エドワード・ズウィック
出演 : デンゼル・ワシントン、メグ・ライアン、ルー・ダイアモンド・フィリップス、マット・デイモン

"JANE EYRE" 『ジェイン・エア』
監督 : フランコ・ゼフィレッリ
出演 : シャーロット・ゲンズブール、アンナ・パキン、ウィリアム・ハート、ジョーン・ブロウライト


全米興行成績トップ10

"THE HUNCHBUCK OF NOTRE DAME" 『ノートルダムの鐘』

"ERASER" 『イレイザー』

の2本が初登場。
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グレープフルーツジュースは

こむら返りを防ぐと言われています。
と、MASTERキートンを読んで以来信じている。こむら返りにあまりなった事無いのでグレープフルーツジュースもほとんど飲まないが。

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シネマ★シネマ★シネマ 1996年 25 [シネマ★シネマ★シネマ]



映画紹介

"ERASER" 『イレイザー』
監督 : チャールズ・ラッセル
出演 : アーノルド・シュワルツェネッガー、ヴァネッサ・ウィリアムズ、ジェームズ・カーン、ジェームズ・コバーン

"CAPTIVES" 『愛に囚われて』
監督 : アンジェラ・ポープ
出演 : ジュリア・オーモンド、ティム・ロス

"THE HUNCHBUCK OF NOTRE DAME" 『ノートルダムの鐘』
監督 : ゲイリー・トールスデール/カーク・ワイズ
声の出演 : トム・ハルス、デミ・ムーア、ケヴィン・クライン、トニー・ジェイ、ジェイソン・アレキサンダー


全米興行成績トップ10

"MOLL FRANDERS" 『モル・フランダース』

"THE CABLE GUY" 『ケーブルガイ』

の2本が初登場。
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きょうのポストカード(サイダーハウス・ルール) [映画のポストカード]

今夜のBS松竹東急よる8銀座シネマはサイダーハウス・ルールサイダーハウス・ルール.JPG
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『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』『ゴッドファーザーPARTⅡ 〈4Kリマスター版〉』『導火線 FLASH POINT』 [映画]

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を観た。2022年、日本、1時間49分。
連邦軍とジオン軍の地球上での激戦が続く中、実戦部隊であるホワイトベースはある小島で連絡が途絶えた索敵隊の捜索とその島の実情を調べる任務に就いた。ガンペリーで島に向かいアムロがガンダムにカイがガンキャノンに搭乗し二手に別れる。カイは無人だと思われていた島で生活をしている子供達を発見し、一方アムロの前には一機のザクが現れ戦闘となりアムロは行方不明になる。運悪く嵐の直撃に遭いブライトはアムロを置いてカイたちに帰艦指示を出した。

安彦良和さんが総監督を務めた『ガンダム ジ・オリジン』でアニメ化されたのは観ていない。原作漫画は全巻持っている。
本作も特報や予告を目にした時にロボット(モビルスーツ)がCGだったので観ないかも。と思っていたけど安彦さんの最後のアニメ作品になる。と言われていて観なければいけない事になった。それは勘違いでガンダムのアニメ製作に関わるのは最後という事だった。

観る気にはなったけどロボットがCGで描かれている事にはやはり不安だった。ロボットアニメのロボットは手描きである方を良しとする主義なので。
しかし本作の主にCGで描かれたロボットを見たらその長年の主義は簡単にひっくり返された。良かった。特にロボットがメカ、マシーンである事を表現する機械的な動きを見せる時にはCGである事が最大限に活かされている様に思えた。それは手描きでも出来るのだろうけど。
でもただ機械的なだけじゃなくて、ロボットアニメにおけるロボットは、ロボットだからマシーンだから涙は流さないし喋らないけど燃える友情や正義の心は理解出来る(『グレートマジンガー』より)一人のキャラクターであるべきで、そういったキャラクターとしてもCGでしっかりと表現されていた。しかしキャラクターとしての表現はやはり手描きの方がいいんではないかと、これはこれからも頑なに信じていきたいと思う所。これが『巨神ゴーグ』の再アニメ化だったらどうだったんだろう?やっぱりゴーグもCGでという事になったのだろうか。ネコ型ロボットドラえもんはCGになった事も有るけどやはり今でも手描きが主流。
ガンダムとそのパイロットがジオン軍にとっては死神の如く畏れられているというキャラクター性はとてもよく出ていたと思う。パイロットのアムロに関してはジオンの生身の兵士を虫けらの様に◯○◯していたし。
追記
その事について考えてみると、ガンダムがホワイトベースに戻って整備班がガンダムの足の裏を見てあの人の色んな物が付着していた時に「アムロえげつな」と顔をひきつらせるのだろう。
追記の追記
そして偶然近くにいたハロが「アムロエゲツナ、アムロエゲツナ」と繰り返すのだろう。

テレビシリーズの中の一篇でメインストーリーからはやや外れているエピソードを何故長編映画化したのか?安彦監督の口からもその理由は語られているけど個人的に勝手に想像するのは、シリアスな物語の中にもギャグや和むシーンを挟み込みたい安彦監督の資質に有るのではないかと思う。このエピソードには子供達と山羊が出てくるので思う存分にギャグが入れやすい。
安彦監督に限らずアニメーションの監督さんにはギャグ資質を持った人が多い様にも思う。無い人が思い浮かばないくらい。



『ゴッドファーザーPARTⅡ 〈4Kリマスター版〉』を観た。1974年、アメリカ、3時間20分。
ヴィトー・アンドリーニは9才の時にたった一人でシチリアからアメリカに移住する。その際に名前をヴィトー・コルレオーネと決められ、やがて青年となりニューヨークの一角で仲間と共に輸入業を始めとしてコルレオーネ・ファミリーを築き上げニューヨーク最大のマフィアとなる。ヴィトーの後を継いだマイケルは事業の更なる拡張を進める。そのためにはマフィアの古参ハイマン・ロスと手を組む事が必要だった。そんな中で命を狙われるマイケルは身内の何者かが裏切り者である事を察知する。

新文芸坐にて。『ゴッドファーザー』シリーズ三部作が上映されて期間中は一気観出来る機会も有るけど多分本作だけはまだ映画館で観た事が無かった様な気がするので本作だけを観る事に。

ヴィトーとマイケルの対比が描かれるが二人の人間性に違いはほぼ無いのだろうと思う。違うのは二人が生きた時代だけ。その事は劇中でマイケルもママに「時代が違う」と言っていた。
ヴィトーもマイケルも家族とマフィアとしてのファミリーを何よりも大切に思っている。ヴィトーの時代はその大切なものを守るためにはその事だけを考えていれば良かったが、ファミリーが大きくなったヴィトーの晩年からマイケルが受け継いだ時代では時には非道なまでの暴力を使わなければならない。そのために敵が増え、そしてその敵には暴力で対抗しなければならなくなる。その連鎖から抜け出せなくなってしまったマイケルの前からは何よりも大切な家族が一人また一人と姿を消していく。
ヴィトーは家族とファミリーを愛し、そして家族とファミリーから愛された。マイケルも同じ様に家族とファミリーを愛したがその愛を奪われないための厳しさや冷酷さのため家族やファミリーからも恐れられる。
今回上映される『PARTⅢ』はコッポラ監督自身によって新たに編集し直された『ゴッドファーザー〈最終章〉: マイケル・コルレオーネの最期』で、そのバージョンの方は配信で観たけどシリーズ1、2作目を観て、その続きで観た方がコッポラ監督の意図したものがより理解出来たのかもしれない。

本作のデ・ニーロは正統派な二枚目の雰囲気が有ってカッコいい。当時は30歳前後。本作以前の出演映画はどちらかと言えばマイナー作品で、しかし監督はマーティン・スコセッシやブライアン・デ・パルマだったりする。スコセッシ監督作品『ミーン・ストリート』だけ大分昔にレンタルビデオで観た記憶が有る。
それがいきなり大メジャーな作品に出て、で、いきなりアカデミー賞助演男優賞を受賞するというサクセスストーリーもカッコいい。
『ゴッドファーザーPARTⅡ』からは助演男優賞にデ・ニーロを含めて3人がノミネートされている。リー・ストラスバーグとマイケル・V・ガッツォ。ノミネートはされなかったけどフレドを演じたジョン・カザールも良かった。
クリント・イーストウッド主演作品『サンダーボルト』からジェフ・ブリッジス、『タワーリング・インフェルノ』からフレッド・アステアがノミネート。

本作で何と言っても印象深いのはアル・パチーノのダイアン・キートンへの全力びんた。アル・パチーノが役に入り込み過ぎて軌道的にはびんたでは無く左ストレート。



『導火線 FLASH POINT』を観た。2007年、香港、1時間27分。
香港警察のマー刑事は犯人逮捕のためなら暴力による手段も厭わずその結果暴力刑事のレッテルを貼られ香港警察音楽隊への異動を命じられる。マー刑事の相棒ウィルソンはベトナム人三兄弟への潜入捜査を続けていたが協力者が現れた事で三兄弟の逮捕へと事態は動き出しマー刑事も現場に復帰する。

目黒シネマにて。
~宇宙最強の男、ドニー・イェン三連撃!~として『レイジング・ファイア』と、本作か『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』どちらかの組み合わせの2本立てで上映。本作だけを観た。

本作は2007年製作で日本では2011年にDVDが発売。その後期間限定で東京ではシネマート六本木で劇場公開された。

久し振りに観たけどやっぱりキャラクターとアクションが良かった。ドニーさん演じる無敵のマー刑事とルイス・クー演じる不死身のウィルソン刑事のコンビがいい。広東語でのやり取りが面白い。ウィルソンはマーほどには強くないけど何が有ってもとにかく死なない。普通なら2、3回は死んでる。
そして無敵のマー刑事。コリン・チョウ演じる悪役のベトナム人3兄弟の次男トニーとのタイマン対決は最初互角だけど闘っている間に自然とマー刑事の方が強くなる。どんな強敵でも闘うと必ず相手より強くなるのはアクション映画の主役はそういうものだけど、必殺技とか秘密兵器で勝つのではなくて(それはそれでその面白さも有るけど)純粋に戦闘能力のレベルがアップする。それがアクションシーン自体でも次第にマー刑事が攻勢になっていくのが段階を追って表現されているし、そして何よりドニーさんの表情や振舞いで強くなっていっているのが分かる。それが観ていて気持ちいい。
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きょうのポストカード(グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち) [映画のポストカード]

今日のBSプレミアム午後の映画はグッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
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そして今日と明日のBS松竹東急よる8銀座シネマはボビー・フィッシャーを探して、サイダーハウス・ルールとアメリカ映画の良質なドラマ作品が並ぶ。



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きょうのポストカード(となりのトトロ、紅の豚、もののけ姫) [映画のポストカード]

ジブリ美術館で買ったポストカード
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その他に買ったグッズはコナン展のクリアファイル、
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ピンバッジとシール。
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コナンのピンバッジはコナン展限定ではなく日本アニメーションのオンラインショップでも売っている。
豚はうまそうの進化した姿(ウソ)。コナンが西暦2028年の話なのでご先祖様(ウソ)。そもそもうまそうは雌だし(本当)。雌だからひげが生えないっていう事も無いのか。


ジブリパークは今年2022年11月1日に第1期整備エリアがオープン。
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シネマ★シネマ★シネマ 1996年 24 [シネマ★シネマ★シネマ]



映画紹介

"MULTIPLICITY" 『クローンズ』
製作・監督 : ハロルド・ライミス
出演 : マイケル・キートン、アンディ・マクダウェル

"STEALING BEAUTY" 『魅せられて』
監督 : ベルナルド・ベルトルッチ
出演 : リヴ・タイラー、ジェレミー・アイアンズ、シニード・キューザック

"THE CABLE GUY" 『ケーブルガイ』
監督・出演 : ベン・スティラー
出演 : ジム・キャリー、マシュー・ブロデリック、レスリー・マン、ジャック・ブラック


全米興行成績トップ10

"THE PHANTOM" 『ザ・ファントム』

"THE ROCK" 『ザ・ロック』

の2本が初登場。
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シネマ★シネマ★シネマ 1996年 23 [シネマ★シネマ★シネマ]



映画紹介

"THE PHANTOM" 『ザ・ファントム』
監督 : サイモン・ウィンサー
出演 : ビリー・ゼイン、クリスティ・スワンソン、トリート・ウィリアムズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

"MOLL FRANDERS" 『モル・フランダース』
製作・監督・脚本 : ベン・デンシャム
出演 : ロビン・ライト、モーガン・フリーマン、ストッカード・チャニング

"THE ROCK" 『ザ・ロック』
監督 : マイケル・ベイ
製作総指揮・出演 : ショーン・コネリー
出演 : ニコラス・ケイジ、エド・ハリス


全米興行成績トップ10

"THE ARRIVAL" 『アライバル-侵略者-』

"EDDIE" 『エディー/勝利の天使』

"DRAGONHEART" 『ドラゴンハート』

の3本が初登場。
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ジブリ美術館へ

未来少年コナン展がやっているという事で初めてジブリ美術館へ。コナン展の開催期間が約1年という事でもうちょっと先に秋くらいになったら行ってみたいなと考えていたが、時間が空いて、でもチケット取れないだろうなとサイトを見てみたら取れたので。
三鷹と吉祥寺が最寄り駅。新宿から行けば手前の吉祥寺で降りる事になると思うが、三鷹の森ジブリ美術館というだけあって吉祥寺周辺にはジブリ美術館への表示は殆ど(全く?)無い。三鷹で降りれば大々的に表示されているのか。三鷹で降りた事無いので分からない。

施設内の撮影可能な場所は屋外だけ。
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施設としてはそんなに広くない。一応地上2階地下1階の3フロアとなっているがはっきりと分けられてない感じで(渋谷の東急ハンズみたいな)そして初心者なので何がどこのフロアに有るのかはよく分からず結果、上に下にと歩き周る事となるのでいい運動になったけど疲れた。
でも何故か迷子になって泣いている子はたまたまかもしれないがいなかった。普通に泣いてる子はあちこちにいたけど。
常設展示は色々有って面白かった。宮崎駿監督のイラスト付きの解説がついていてそっちに目が行ってしまうが。

コナン展は26話全話のあらすじ、名場面、名セリフ、解説が各話ごとにまとめられている。その労力が凄い。しかし全26話で捨て回(いい言い方ではないが)が無いというのもこれまた凄い。
設定資料や立体物も展示されていた。立体物は相当凝っていて良かった。実物大?若干小さい?ロボノイド、バラクーダ号の内部も分かる模型、三角塔から飛び降りるコナンが大胆に表現されていたり三角塔が一時的に復活するシーンが再現されていたり。当然だけど撮影は禁止。
パンフレットは作られていないのか。有ったら欲しかった。
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『ウォーハント 魔界戦線』『アネット』 [映画]

『ウォーハント 魔界戦線』を観た。2022年、アメリカ、1時間32分。
1945年、第2次世界大戦末期。連合軍輸送機がドイツ領内で不可解な現象により墜落。機密文書を回収するため精鋭部隊が送り込まれるが墜落現場のその森でも不可解な現象が起こり部隊は惑わされる。

ある任務のため森(ジャングル)の中を進む精鋭部隊。となるとどうしても『プレデター』を想起する。
プレデターは外星人でモンスターにも分類されると思うが本作は魔女なので結末が異なる。モンスターは力ずくでなんとか倒す事が出来るが、魔女は悪魔と同じでどうにかこうにか倒したと思ってもそれも幻惑であったり後々復活したりする。本作の魔女は不死ではあるけど一応倒されたという事にはなっていてもそれはその場面では黒焦げになっただけで何かまた術を使えば復活する。そういう意味での不死なのだと思う。
という事は分ってはいるつもりだけど本作の結末はどういう事なのか悩む。単純に見た通りの事が起こっただけなのか?実はあの人物も魔女の系列、魔女と人間のハーフだったりするのか?と考えられなくもない。ハーフだったとして人間側の立場なのか魔女側なのか。魔女側だとすると人間側に忍び込んだスパイという事で戦時中という設定にも合ってくる。
どういう事だったのかが明かされる続編を見込んで謎を残しての結末だったのだろうか。



『アネット』を観た。2021年、フランス=ドイツ=ベルギー=日本、2時間20分。
挑発的な言動で話題のコメディアンのヘンリーは世界的オペラ歌手アンと結婚する。周囲からは不釣り合いと思われていたが二人はお互いに惹かれ合いやがて娘のアネットが誕生する。

池袋シネマ・ロサにて。

レオス・カラックス監督作品は初めて観る。天才、鬼才とも評されているだけあって思い切った事をやってのける人なのだなあと思った。
公式サイトなどのあらすじを見るとヘンリーとアンの仲は娘が生まれた事によって変化する。とあるが、それはどうなのかと思う。それ以前にただ単にヘンリーが破滅的なだけだと思う。映画の冒頭(最後にも)にレオス・カラックス監督自身が登場していて一緒にいたのは実の娘さんらしい。実の娘さんを出している作品で愛し合っていた二人の関係が壊れたのは娘が生まれたから。という話にするだろうか?鬼才ならするか。
父親があんなだったけど娘は立派に成長した。とレオス・カラックス監督が自分の身を振り返ったりしただけなのか。

破滅的な人物を演じたアダム・ドライヴァーが良かった。スタンダップコメディアン役で舞台でのショーを見事に演じ切っている。そのショーがコメディとして面白かったのかはよく分からなかったけど。
エンドクレジットでアダム・ドライヴァーがクリス・ロックへの謝意を示しているけど舞台についてアドバイスを受けたのだろうか。

古舘寛治さんが出ているのを知らなかったので驚いた。英語でお芝居をしていてミュージカルなので歌唱もしていた。
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