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きょうのポストカード(雄獅少年/ライオン少年、映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王) [映画のポストカード]

グッズのポストカード7枚セットの内の師匠と師匠の奥さん。
雄獅少年/ライオン少年 (1).JPG
雄獅少年/ライオン少年 (2).JPG


セブンイレブンのコピー機で映画クレヨンしんちゃんのポスター絵柄(今の所の全作品)がポストカードでも印刷出来るので試しに一枚。9月30日まで。https://www.contents-catalog.com/categories/titles/CGE%20MsbzfOcHIsEDCTsFlEuQ==
映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王.JPG
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『Rodeo ロデオ』『雄獅少年/ライオン少年』 [映画]

『Rodeo ロデオ』を観た。2022年、フランス、1時間45分。
バイクを愛するジュリアは自分のバイクを盗まれた腹いせにフリマアプリに出品されたバイクを盗み乗り回す。
バイカー集団"クロスビトゥーム"は安く仕入れたバイクを違法に改造し販売して生計を立てていた。"クロスビトゥーム"と知り合ったジュリアは高価な人気車を盗む事で一目置かれるようになるがその事を気に食わないメンバー達もいた。ジュリアが勝ち気な女性である事も理由の一つとなっていた。

『ワイルド・スピード』の1作目みたいな感じではある。BBQはしないし潜入捜査モノでもないけど。『ワイルド・スピード』も昔はこんな感じの町にいる不良達のいざこざの話であったなあと懐かしんだりもした。
でも『ワイルド・スピード』1作目よりもノワールな雰囲気を醸していて、破滅に向かって一直線といった感じで観ていて不安になる。これが『預言者』などのジャック・オーディアール監督作品なら不安にさせておいてその不安を裏切ってくれるのがほぼ分かっているので安心できるのだけど。
不安にさせるほどの緊迫感も有ったという事で、しかし、その不安にさせておいた結末がどういう事だったのかはよく分からなかった。ジュリアはゴーストライダーになったのか?


K's cinemaにて。K's cinemaもオンライン予約が出来るようになっていて入場もQRコード。TOHOシネマズもこの間行ったらQRコード入場になっていた。
シネマロサはどうするんだろう?



『雄獅少年/ライオン少年』を観た。2021年、中国、1時間44分。
都会に出稼ぎに行って数年帰郷していない両親を驚かせるために獅子舞の大会に出る事を決めた18才のチュン。しかし本選に出るためには今のままのチュンではひ弱過ぎた。

中国製のCGアニメを正直なめ過ぎていた。とんでもないクオリティで尚且つオリジナリティも有る。
とにかく獅子舞のもふもふっぷりがCGとは思えない。
そして人間の髪型にもこだわりが見られる。

物語は胸熱。個人的な一番の胸熱ポイントは、チュンはこれまで色々な事を自分には無理と諦めてきて、獅子舞においても諦めかけた時に「それでも李白(りはく)の言葉が胸を熱くさせるのは何故だ?」といった様な思いで自分を奮い立たせる。
李白が誰なのかは知らなかったので戦国武将なのかと思ったが後で調べたら唐の時代の中国詩の詩人で超有名な人という事。
なぜそこでチュンは李白の詩で自分を奮い立たせたのか?李白の詩はそこまで胸熱にさせるものなのか?という事は正直分からないけど、ひ弱で何事にも諦めがちなチュンが困難な事に敢えて立ち向かっていく決意をさせるのが遠い昔の李白の言葉であったというのが何故か観ているこちらの胸も熱くさせた。
李白の役割は奮い立たせるまで。あとは自分次第という事か。

そしてクライマックスの一場面でクレヨンしんちゃんみがモーレツに爆上がりするのが個人的には楽しかった。賛否と言うか好みが分かれる所ではないかと思うが。
師匠の髪形が天然パーマみたいな感じなのはその前フリだったのかもしれない。
6月16日(金)公開『青いカフタンの仕立て屋』に出ている男の人とも髪型、髪質が似ているなあと思う。


中國の獅子舞と言えば何と言ってもジャッキーの映画。と言いながら『ドラゴンロード』だと思っていたが『ヤング・マスター/師弟出馬』だったけども。
本作の言語は広東語っぽいなあと思いつつ北京語なのかよく分からなかったけど広東省での話という事で多分広東語。北京語、広東語だけでなくもっと色々の各地の言語が有るらしい。方言みたいなものなのか。
年代は獅子舞大会開催のチラシに2005年(2006年か)と書かれていた様な気がする。広東語で2005年頃という所に何か意味が有る様にも思えてしまう。
田舎の人たちは昔ながらの生活を続ける一方で都会は近代化へと進んでいる。そして田舎の人は都会に出稼ぎに出なければ生活がままならず、大きな怪我を負っても手厚い保障が有るわけでも無いという状況。都会と田舎、富裕層と貧困層、人口の割合はどれくらいなのだろう?チュンは田舎の貧困層という事になるが心の中に獅子を抱けば決して屈しはしない!という事か。
2005年くらいが中国内での格差が大きく出始めた頃なのか?多分貧困層と呼ばれる人たちの方が多いのだろうと思う。その人たちの物語でも有るのだろう。
李白も暮らしは決して楽ではなかったと伝えられている。チュンはそこにも共感をしていたのかも。
偉人である李白、そして伝統芸である獅子舞を隠れ蓑として中国の現状を描いているのかも。
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