SSブログ

劇場霊 [カ行の映画]


【映画パンフレット】劇場霊  監督 中田秀夫 キャスト 島崎遥香、足立梨花、高田里穂、町田啓太、中村育二、小市慢太郎

『劇場霊』
(2015・日本・1h39)
監督 : 中田秀夫
出演 : 島崎遥香、足立梨花、高田里穂、町田啓太、小市慢太郎、中村育二









人気演出家による舞台。若い女優たちはスターへの階段としてその舞台にかけていたが、小道具として使用される一体の等身大人形の周囲で不幸な事故が相次いで起こる。



1996年の『女優霊』から20年。『女優霊』の印象は、怖かったというより意味が分からなかった。
当時のJホラーそのものが意味が分からなくても構わない傾向があったような。数えるほどしか観ていないので勝手な印象だけど。
はっきりとした明確な結末を迎えないのが別の怖さがあったのかもしれない。
で、それから20年経っての本作はだいぶ分かり易い。分かりづらさが敬遠される世の中という事なのでしょうか。でもホラーって不条理で成り立っていると言え、分かり易い不条理っていうのもどうなのかと。コメディならそれは面白いかもしれないが。
結論として、分かりづらくても文句を言い、分かり易くても文句を言う。



あだっちぃーさんはコメディが合うんじゃないかと思った。今はNHKのコント番組に出ているみたい。



池袋シネマ・ロサにて。
コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

グリーン・インフェルノ [カ行の映画]


ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA グリーン・インフェルノ 光沢プリント

『グリーン・インフェルノ』
"THE GREEN INFERNO" (2013・アメリカ=チリ・1h41)
製作・監督・脚本 : イーライ・ロス
出演 : ロレンツァ・イッツォ、アリエル・レビ、ダリル・サバラ、アーロン・バーンズ、ニコラス・マルティネス、カービー・ブリス・ブラントン、マグダ・アバノヴィッチ、スカイ・フェレラ







若者が中心の環境保護団体がジャングルの自然破壊への抗議デモを行うため南米の某国を訪れる。デモは成功するがその帰途一行を乗せた小型飛行機が墜落してしまう。



食人映画。そんなジャンルが有るのかは知らないが。
えげつない内容であることは間違いない。観る人を選ぶ映画と言えるかもしれない。
えげつなさがこの映画の売りかと言うと、そうなんだけど、話の骨格がしっかりしていて、飛行機が墜落する事にも納得できる理由があったり、ちゃんと順序立てて食人に向けて話が進められてゆく。

飛行機墜落から食人族襲撃までで一気にばっさりと登場人物を減らしていく手際が見事だった。退場のバリエーションもバラエティに富んでいて。プロペラ要注意。

最終的に人間の慈善活動の偽善を大いに皮肉ったり、人間同士でも埋まる事の無い価値観の違いだとかが浮き彫りにされて人間についても考えさせられるそんな食人映画だった。



主人公役の女優さんにとっては肉体的にも精神的にも過酷な撮影だったのではないかと思うが、実生活でイーライ・ロス監督の奥さんだという事なのでそれじゃあ仕方ない。そういう人の身内になってしまったという事で。



『スパイ・キッズ』の少年が立派な青年となって出て、チンコ出してた。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

コンテンダー [カ行の映画]


ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA コンテンダー 光沢プリント

『コンテンダー』
"THE RUNNER" (2015・アメリカ・1h30)
監督・脚本 : オースティン・スターク
出演 : ニコラス・ケイジ、コニー・ニールセン、サラ・ポールソン、ピーター・フォンダ、ウェンデル・ピアース、ブライアン・バット








外国企業が起こした大規模な原油流出事故により町は重大なダメージを負った。賠償問題の先頭に立つ議員だったが、自身の不倫問題により議員生命の危機に立たされる。



ニコラス・ケイジとピーター・フォンダの『ゴースト・ライダー』以来の共演作。
ここ数年アメリカ南部ルイジアナ州での映画撮影が多い印象のニコラス・ケイジ。本作もルイジアナ州ニューオーリンズが舞台。
何年か前にニューオーリンズにピラミッド型の墓を購入とかいうゴシップも有ったし、もう地元住民という事なのだろうか。
という事ぐらいしか記憶に残らない残念な政治ドラマ。



ここ数年期待外れ以前に期待が持てない出演作が続いているニコラス・ケイジ。しかし主演作品はこの先も途切れる事は無さそう。
そんな中でイライジャ・ウッド共演の"The Trust”は予告を見る限りでは久し振りに期待が持てる。

コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

帰ってきたMr.ダマー バカMAX! [カ行の映画]

ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンC 帰ってきたMr.ダマー バカMAX! 光沢プリントポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンD 帰ってきたMr.ダマー バカMAX! 光沢プリント
『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』
"DUMB AND DUMBER TO" (2014・アメリカ・1h49)
製作・監督・脚本 : ピーター・ファレリー/ボビー・ファレリー
出演 : ジム・キャリー、ジェフ・ダニエルズ、キャスリーン・ターナー、レイチェル・メルヴィン、ローリー・ホールデン、ロブ・リグル




20年経っても相変わらずなロイド・クリスマスとハリー・ダン。ハリーが深刻な病に冒され移植手術が必要になった時、ただ一人血のつながった娘がいた事が判明する。



前作の『ジム・キャリーはMr.ダマー』をそれこそ20年振りくらいに観返してみた。
Dumb And Dumber Silhouette Car Bumper Sticker Decal 12 x 8 cm by postwalldecor [並行輸入品]










20年前のコメディだけど今観ても面白かった。正直なところ20年前に観た時はその馬鹿馬鹿しさにあまりに馬鹿馬鹿し過ぎると呆れ返ったものだけど、馬鹿馬鹿しさを突き詰めると時代を超えた面白さに至るのだなあと感心した。

で、本作を観たが、本作でもやっぱり馬鹿馬鹿しさを突き詰めている。そのブレない姿勢が素晴らしい。
正直なところあまり笑えなかったのだが、また本作制作から20年後の2034年に”DUMB AND DUMBER FOR"が公開予定なのでその時に観返したらその時に笑って観れるのだろうと思う。たぶん。



ビル・マーレイがカメオ出演。しかしその姿を確認できる人は恐らくいないのではないか。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

コードネーム U.N.C.L.E. [カ行の映画]


「コードネームU.N.C.L.E.」 オリジナル・サウンドトラック

『コードネーム U.N.C.L.E.』
"THE MAN FROM U.N.C.L.E." (2015・イギリス・1h56)
製作・監督・原案・脚本 : ガイ・リッチ―
出演 : ヘンリー・カヴィル、アーミー・ハマー、アリシア・ヴィカンダー、エリザベス・デビッキ、ヒュー・グラント






1960年代前半、アメリカとソ連の二大国家が対立していた東西冷戦時代。ナチスの残党による核兵器テロの懸念が高まり、アメリカCIA諜報員とソ連KGB工作員がコンビを組まされその危機に立ち向かう。



1964年から1968年まで製作されたアメリカの人気テレビドラマ『0011ナポレオン・ソロ』のリメイク作品。『0011ナポレオン・ソロ』は全くの未見。
現代に舞台は移さず、『0011ナポレオン・ソロ』で描かれた時代のままのリメイク。
スパイ活動などは現代からしたらローテクだけど、それを映し出す映像は現代技術を生かした迫力のあるものとなっている。
約50年前のレトロな世界を懐かしむだけでなく、ハイテク装備でなくてもエンターテイメントなスパイアクション映画を作り出していたと思う。



スイッチが入ると暴走モードに入ってしまうKGB工作員のあの性格では工作員失格ではないのだろうか。
その欠点を差し引いても工作員として超一流という事なのか。
暴走モードに入る事によって事件が解決する『噂の刑事トミーとマツ』的な方向性を視野に入れていたりして。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

クライム・スピード [カ行の映画]


ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンC クライムスピード 光沢プリント

『クライム・スピード』
"AMERICAN HEIST" (2014・アメリカ・1h34)
製作・監督 : サリク・アンドレアシアン
出演 : ヘイデン・クリステンセン、エイドリアン・ブロディ、ジョーダナ・ブリュースター、トリー・キトルズ、アリウネ・"エイコン"・チアム








未成年の頃から互いに支え合って生きてきた兄弟。兄は長期の刑期を終え出所してすぐに新たな犯罪の計画に加わる。その計画には真っ当な生き方を誓った弟も含まれていた。



スティーヴ・マックイーン主演、日本未公開の『セントルイス銀行強盗』(1959)のリメイクとは知らずに観た。邦題から『ワイルド・スピード』に影響を受けて作られた作品と思って観ていた。

『ワイルド・スピード』ほどの派手なカーアクションが有るわけでは無く。クライムサスペンスとしても特に印象の残らない映画だった。

兄の複雑なキャラクターが良い意味では無く印象には残った。弟にとってはすべての元凶ではあるけれど、兄には兄なりのそうならざるを得ない理由が有ったと。
オスカー俳優となるとそういった複雑なキャラクターを演じたいのかもしれないが、複雑さがただの面倒臭さになってしまって映画にはあまりいい影響は無かったように思える。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ギャラクシー街道 [カ行の映画]


「ギャラクシー街道」オリジナルサウンドトラック

『ギャラクシー街道』
(2015・日本・1h49)
監督・脚本 : 三谷幸喜
出演 : 香取慎吾、綾瀬はるか、西田敏行








かつては栄えていたスペース幹線道路、通称ギャラクシー街道も今は寂れ街道沿いに建つ一軒のハンバーガーショップに訪れる宇宙人もまばらだった。



生の舞台は観た事は無いが舞台のDVDが発売されれば買ったりしてかつては一応熱心な三谷作品ファンだったけど、今じゃ熱心さは薄れ『真田丸』も見ていない。
かつて熱心なファンだっただけに本作は観ていてつらいコメディ映画だった。つらいと言うとテレビドラマ『今夜、宇宙の片隅で』もかなりつらかったのが思い出される。
数々の笑いを生み出してきた三谷監督も決して10割の確率で笑える作品が作れるとは限らないわけで、過去にもつらい作品は有ったし、本作も残念ながらつらい作品となってしまった。

それでもやっぱり三谷監督はコメディ作品を作り続けられるのだろうと思われ、その道のりは傍からのん気に眺めて適当な事言ってる側からしたら想像もつかないほど険しい道のりなのだろう。
自分は三谷監督がその険しい道を歩んでゆく姿を傍からのん気に眺めては適当な事を思い続けるのだろう。



あんまり好きではない出演者が約1名出ていたが、その出演者だけ焦点を合わせずぼんやりさせるというせこい見方を編み出してしまった。
そんな見方してるから駄目だったのかもしれない。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

カンフー・ジャングル [カ行の映画]



『カンフー・ジャングル』
"一個人的武林" (2014・中国=香港・1h40)
監督 : テディ・チャン  アクション監督・出演 : ドニー・イェン
出演 : ワン・バオチャン、チャーリー・ヤン、ミシェル・バイ、アレックス・フォン



カンフーの達人が何者かによって殺される。殺害方法は撲殺。更なる犠牲者が出る事を予言する男は警察への捜査協力を申し出るが、男は殺人罪で服役中の身だった。



カンフー連続殺人事件。犯人の最後の標的は現代カンフー界最強の主人公。なので主人公とのカンフーバトルは一番最後になり、主人公を演じるドニー・イェンの見せ場も後回しになる。
ドニー・イェンの見せ場に至るまでに犯人は歴々のカンフーの達人と対戦しことごとく死に至らせたわけだけど、その激闘はあまり見せてくれない。そこが不満。しかしそこはやっぱりドニー・イェンが主役なわけだからドニー・イェンが一番目立たなければいけないわけで。だからそういう事で納得しなければならないんだろう。
いっその事ドニー・イェンが犯人役だったら数々の激闘を一部始終見れたのかもしれない。

カンフーの達人役の一人でルイス・ファンも出てたけど、カンフーシーンは少なくセリフも無かった。
130715.jpg
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

黒衣の刺客 [カ行の映画]

151004-1.jpg
『黒衣の刺客』
"聶隱娘" (2015・台湾=中国=香港=フランス・1h48)
監督 : ホウ・シャオシェン
出演 : スー・チー、チャン・チェン、シュウ・ファンイー、妻夫木聡



唐の時代末期。王朝は力を失い、逆に力を持ち始めた辺境の地を抑えつけるため一人の女暗殺者が送り込まれる。



話しの内容は詳しくは分からなかったが、なんとなくぼんやりとは分かった気がする。
女暗殺者と狙われる辺境の地の有力者である人物はかつて許嫁であったが結ばれる事は無かった。その人物の側女が命を狙われる。その犯人は正室であり跡継ぎ問題が動機となっていた。その真相を知った女暗殺者の胸中は揺れる。
そんなこんなな中、女暗殺者は一人の男と出会い暗殺業から抜ける決意をする。
そういった内容を説明を最低限に抑え、武侠映画としてのアクションシーンの盛り上がりも最低限にとどめている。
アン・リー監督の『グリーン・デスティニー』やチャン・イーモウ監督の『HERO』といったアクションもふんだんに取り入れた武侠映画を想像して観ると拍子抜けの感は否めないが、ホウ・シャオシェン監督は武侠映画を荒唐無稽な活劇としてではなく、武侠映画の中にいる人間、武芸の達人であっても一人の人間でその人々のドラマを描いているのではないだろうか。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

岸辺の旅 [カ行の映画]


岸辺の旅 (文春文庫)

『岸辺の旅』
(2015・日本=フランス・2h08)
監督・脚本 : 黒沢清
出演 : 深津絵里、浅野忠信、小松政夫、村岡希美、奥貫薫、柄本明









2年前に失踪した夫が突然妻の前に現れ、自分は既に死んでいると告げた上で妻を旅行に誘う。



死んだら肉体も精神も全くの無になってしまうのではなく、死んだ人の思い、死んだ人への思い、そのつながりが有る限りその人は存在して、その存在はこの世との別世界や異世界のあの世にあるのではなく、この世にいるつながりを持った人のすぐそばにいると。
そういう風にこの世とあの世を全くの別物と考えるのではなく、ほぼ一緒のものと考えられれば死に対する悲しみや恐怖も幾らかは薄らぐのかもしれない。



109シネマズ二子玉川にて。
二子玉川に初めて行った。おしゃれシティではあったけどコンビニが少ないのが不便。
109シネマズ二子玉川は施設内に座れる所がいっぱいあるのがいい。加齢とともにとにかく座りたい。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

カリフォルニア・ダウン [カ行の映画]


US版ポスター カリフォルニアダウン / San Andreas 69×10cm 両面印刷 #1 [並行輸入品]

『カリフォルニア・ダウン』
"SAN ANDREAS" (2015・アメリカ・1h54)
監督 : ブラッド・ペイトン
出演 : ドウェイン・ジョンソン、カーラ・グギーノ、アレクサンドラ・ダダリオ、ヒューゴ・ジョンストン=バート、アート・パーキンソン、ポール・ジアマッティ、ヨアン・グリフィス








カリフォルニア州全域を襲う巨大群発地震。最新の研究によって最大の被害地と想定されたのはサンフランシスコだった。



ディザスター映画にドウェイン・ジョンソン主演のヒーローアクション映画の要素が上手い事合わさっていたと思う。
完全無欠のヒーローではなく、所々で弱さを見せつつ肝心な所では超人的な活躍をする。それはやはりドウェイン・ジョンソンだからそういった姿を見たいし、その期待に応えてくれる映画。



高層階のレストランでのスペクタクルなシーンがワンカットなのが凄かった。途中でCG処理が挟まれているような感じではあったけど、でもよく出来たワンカットのシーンだった。



ドウェイン・ジョンソンが大学生の娘を持つ父親役というのが意外だった。現在43歳だから年相応だけど、アクションスターだと老けて見られるより若く見られた方が何かといいのだろうから子供が大きい父親役を演じる事は珍しいように思える。
ヴィン・ディーゼルやジェイソン・ステイサムはまだそういう役は無いと思うし、トム・クルーズでも『宇宙戦争』ぐらいか。
コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:映画

クーキー [カ行の映画]


ポスター A4 クーキー 光沢プリント

『クーキー』
"KUKY SE VRACI" (2010・チェコ・1h35)
製作・監督・脚本 : ヤン・スヴェラーク
出演 : オンジェイ・スヴェラーク、オルドジフ・カイゼル
声の出演 : オンジェイ・スヴェラーク、ズディニェク・スヴェラーク








小学生の男の子が大事にしていたクマのぬいぐるみクーキーが捨てられてしまう。ゴミ捨て場から森の中へ逃げ込んだクーキーは不思議な生き物たちに出会い、助けを借りて男の子の元に帰ろうとがんばる。



スタジオを飛び出し実景の中マリオネットたちが動き回る。アクションシーンも有り。
可愛らしいだけのファンタジーではなく、心の闇だとか厳しい現実問題だとかが織り込まれているのがチェコの作品らしさなのか。

偶然なのか狙ったのか日本での公開は同じくクマのぬいぐるみが主人公の『テッド2』と被った。『テッド2』でも心の闇や現実問題が無い事も無かったので別にチェコの映画が特別そこら辺が際立っているという事でもないのかもしれない。

可愛らしいキャラクターによってシリアスな問題が中和されたり、逆にもっと際立ったりするという事が有るのだろう。






冒頭懐かしの渋谷パンテオン。『シャイニング』に『フライング・ハイ』。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

キングスマン [カ行の映画]

ポスター A4 パターンH キングスマン  光沢プリント

『キングスマン』
"KINGSMAN: THE SECRET SERVICE" (2014・イギリス・2h09)
製作・監督・脚本 : マシュー・ヴォーン
出演 : コリン・ファース、タロン・エガートン、マイケル・ケイン、マーク・ストロング、ソフィー・クックソン、サミュエル・L・ジャクソン、ソフィア・ブテラ、マーク・ハミル








豊富な資金をもとに活動する秘密諜報組織"キングスマン"。欠員が出たため候補生たちがリクルートされ訓練と選考が始まる。その頃一人の富豪による新しい世界を作るための計画が着々と進行していた。



まさか。といった内容。そのまさかが面白い。
スパイ映画である事は知っていた。アーサー王伝説が諜報組織の設定の下敷きになっている事は観ていてなんとなく分かった。『キック・アス』の作者によるコミックが原作という事は知らなかった。
コリン・ファース主演のスパイ映画だと思って観ていたら、まさかあんな事(コリン・ファース無双)やこんな事(頭がポン)が起きるとは。




KINGSMAN / キングスマン(初回限定版) [DVD]

日本ではこんなような感じのカラフルなビジュアルで色々な所(警察とか)とのコラボなどの展開がされていたみたい。
劇場公開時に駅にポスターが貼ってあったりして見かける度に、いいのかこれ。とか思って、面白かった。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール [カ行の映画]


ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール 光沢プリント

『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』
"GOD HELP THE GIRL" (2014・イギリス・1h51)
監督・脚本 : スチュアート・マードック
出演 : エミリー・ブラウニング、オリー・アレクサンデル、ハンナ・マリー、ピエール・ブーランジェ









拒食症で療養中の少女が音楽を通じて仲間と出会い、自身の将来について見つめ直す。



ヤング版『ONCEダブリンの街角で』の印象を受けた。
『ONCEダブリンの街角で』はいい映画だったなあと思い出し、そして『ザ・コミットメンツ』もいい映画だったなあとつい懐かしんでしまう。
将来、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』も誰かにとってのいい映画だったと思い出す映画になるのでしょう。
ブロンド少女のハンナ・マリーはそんなにめちゃめちゃ歌が上手いという感じではなかったので、3人揃ってどっかで集まってライブをやるとかは無さそうな気がするが。



ザ・コミットメンツとアラン・パーカー監督。2003年の『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』以降新作が無いのが寂しい限り。
160103.jpg

何十年後かのザ・コミットメンツ集合写真。フルメンバー集合とはいかなかったみたい。ヴォーカルの人はスキンヘッドに。マネージャーの人は若干恰幅良くなって。右端は誰?と一瞬分からなかったが喧嘩っ早いドラムの人だった。
160103-1.jpg
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

クラッシャージョウ [カ行の映画]


月刊アウト (OUT) 昭和58年4月 話題作大特集:クラッシャージョウ 幻魔大戦 ヤマト マクロス ザブングル リトル・ニモ 声優インタビュー:千葉繁 対談:いしかわじゅん×さくまあきら

『クラッシャージョウ』
(1983・日本・2h12)
監督・脚本 : 安彦良和
声の出演 : 竹村拓、佐々木るん、小林清志、小原乃梨子、二又一成、武藤礼子、納谷悟朗、小林修、大塚周夫、曽我部和行、長堀芳夫、弥永和子、渡部猛、柴田秀勝、久米明







クラッシャージョウのチームに急ぎの依頼が舞い込む。急ぎの依頼に十分な調査と本部への報告の猶予は無く、まんまと犯罪の片棒を担がされ資格停止の処分を受ける。そのままおめおめと引き下がる事はクラッシャーとしてのプライドが許すわけが無く、わずかな情報を元に宇宙海賊マーフィ・パイレーツが潜む惑星へとジョウたちは愛機ミネルバ号で向かうのだった。



9月に行われたサンライズフェスティバル2015白南風。 最新設備を備えたTOHOシネマズ新宿の大きめのスクリーンでの上映。
かつてこれほどまでの好条件での上映は無く、そして今後も行われないのではないか。と、一部で噂されたこの一生に一度かもしれない絶好の機会、チケットも予約済みだったけど出掛けるのが億劫になってしまった。というしょうもない理由で観逃すという。きっと後になって後悔するんだろうなあと思い、今まさに後悔しているという。

出掛けるのが億劫になっただけで映画は観たい気持ちは有ったので、劇場での上映時間に合わせて家でバンダイチャンネルで観た。



安彦さんが描くキャラクターの演技が見てて楽しい。アニメーションだから安彦さんが一人で描いているわけは無くて、でも作画監督も兼ねているから安彦さんの絵や動きで統一されていると言える。
キャラクターがちゃんと演技をしている。喜怒哀楽、それぞれの表情を描き分ければそれでも演技をしているようには見えるのだろうけど、怒っているなら怒る前、怒り始め、怒りの最高潮、怒りが静まるまででそれぞれの表情は違うわけで、どんなアニメーションでもそういう描き分けはされているんだろうけど、安彦さんの場合は感情の微妙なニュアンスを連続した動く絵の中で表現できる。しかもシリアスなシーンでもギャグシーンでもそれが出来ちゃうのがやっぱり天才なのだと思う。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画