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グースバンプス、ウォーク・ハード、俺たちスーパー・ポリティシャン、八つ墓村 [映画]

外出自粛要請が出てるし何より多くの映画館が週末は休館している状況なので出掛けずに観ようと思いながら観ていなかった映画を配信で観た。
しばらくこの状況が続くのだろうか。IMAXで上映されるAKIRAはどうにかして観に行きたいと思っている。




グースパンプス モンスターと秘密の書を観た。2015年、1時間43分。
都会から田舎町へと引っ越してきた高校生ザック。隣人の家主は外部との接触を極端に嫌い娘のハンナを高校には通わせず自宅学習をさせていた。

スティーヴン・キングへのオマージュ(ライバル視かも)がたっぷりな作品。
ホラーテイストでジュブナイルなファンタジーアクション。ソニー・ピクチャーズ・アニメーションも製作という事でCGによるモンスターなども大暴れ。そんな賑やかな中でちょっと切ない要素が有ったりしてそこが意外で良かった。その切なさの決着はそれでいいの?と思えるがそこはファンタジーという事で全然有り。

音楽はダニー・エルフマン。
監督は本作の後に名探偵ピカチュウで大ヒットを飛ばす事になるロブ・レターマン。ジャック・ブラックとは本作以前にガリバー旅行記でコンビを組んでいる。
最後の方で有名人っぽい人を匂わせる感じでちょっとだけ出ている人が原作者のR・L・スタインとの事。続編の方にも顔見せしているらしい。



ウォーク・ハード ロックへの階段を観た。2007年、1時間36分。
1950年代に若くしてデビューしロックスターとしてその生涯を全うしたデューイ・コックスの波乱に満ちた人生。

成功したロックスターあるあるのフェイク自伝コメディ映画。デューイ・コックスは実在しないがセックス&ドラッグな成功と挫折と復活の半生は実在したロック、ロカビリー、カントリー歌手のジョニー・キャッシュ(2005年の伝記映画ウォーク・ザ・ライン君につづく道ではジョニー・キャッシュをホアキン・フェニックスが演じて高い評価を得た)が残したエピソードから多くは引用しているみたい。

ジョン・C・ライリーが15歳から70歳代までを演じて歌声も披露。
ビートルズが登場する(演奏シーンなどは無し)がメンバー4人を演じているのは全員アメリカ人で本人たちに似せる気はあまり無さそうなのが面白い。



俺たちスーパー・ポリティシャン 目指せ下院議員!を観た。2012年、1時間27分。
2012年のアメリカ、ノース・カロライナ州下院議員選挙。対立候補が不在な事から現職のカム・ブレイディの当選は確実視されていたが大企業の目論見によって候補者としてマーティー・ハギンズが現れ、二人とその陣営による激しい選挙戦が繰り広げられる。

ウィル・フェレル、ザック・ガリフィアナキス主演のコメディなので選挙戦は当然不謹慎な事しか起こらない。だから面白い。現実の政界への皮肉も込められてはいるんだろうけどドタバタが単純に面白い。
主にウィル・フェレル演じるカム・ブレイディが政治家として一発で致命的な事を色々と仕出かすがそれでもどっちが当選するか分からない状況なのも面白い。そんな事をしつつ最後には綺麗にまとめる所がさすがハリウッド映画。政治コメディ映画で好きなのはデーヴだけど本作も結構好き。
エディ・マーフィーのホワイトハウス狂騒曲のヘイヘイヘイ、ヘイ、ヘイヘイヘイも好き。




八つ墓村を観た。1977年、2時間31分。
空港職員として働く寺田辰弥は母・鶴子を亡くしてから孤独の身であったがある日鶴子の父で辰弥の祖父である井川丑松から連絡を受け大阪で会う事になる。しかし初対面の丑松は辰弥が本当に鶴子の子供である事を確認した直後血を吐き絶命した。丑松が常用していた薬に毒物が混入していた事が分かり辰弥に嫌疑が掛かるが丑松と同郷でたまたま大阪に用事の有った森美也子が保証人となり釈放される。丑松の葬儀に参列するため、そして母親が多くを語る事の無かった生まれ故郷を一目見たいと辰弥は美也子と共に列車を乗り継ぎ岡山県の山奥深いかつて八つ墓村と呼ばれていた集落へと向かう。そしてその地で起きた四百年前の戦国時代の落ち武者の壮絶な言い伝えを知り、祖先への祟りが現代の村の住民へと降りかかる恐怖の様を辰弥は目の当たりにするのだった。

横溝正史原作の金田一耕助シリーズの一篇を松竹で映画化。金田一耕助を演じるのは渥美清さん。金田一耕助を中心に物語は進んで行かないので出番はそれほど多くなく推理も後手後手になってしまうけど渥美さんの名探偵金田一は良かった。
男はつらいよからは下條正巳さん、吉岡秀隆さんも出演。下條さんはこの時既においちゃんで吉岡さんはまだ満男ではなかった。
ショーケンはカッコ良かった。今で言うと俳優としての劇団ひとりさんに似ている気がする。
女優陣は皆さん淑女・熟女の魅力がムンムンに漂っている。

映画、テレビで何度か映像化されその都度原作をアレンジされているらしい。それは主に登場人物の多さを整理するために行われているらしい。
珍しく原作は読んだ事がある。本作の後で市川昆監督によって再映画化されたのも観た。今となっては両方ともあまり覚えていない。
本作では四百年前の物語と現代(1977年頃)の物語が密接に繋がる怪奇ロマンである所が特徴らしいがそこが良かった。

本作で最大の見せ場と言ってもいいのが山崎努さん演じる多治見要蔵の大殺戮シーン。恐ろし過ぎる。
野村芳太郎監督作品にはトラウマ必至と言われる震える舌があるが、子供の頃予告かテレビ放映のCMで十分に恐ろしかった記憶があるので未だに観れないでいる。
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納豆にはネギ入れる方?

もこみち氏は納豆にはネギ入れる方。

個人的に納豆にネギと玉子はベストチョイスではないかと思う。プラス刻んだ海苔を入れたい。


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きょうのポストカード(ダーティハリー) [映画のポストカード]

きょうのBSプレミアム午後の映画はダーティハリー。
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