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ラスト・ベガス [ラ行の映画]


Last Vegas [Italian Edition]

『ラスト・ベガス』
"LAST VEGAS" (2013・アメリカ・1h45)
監督 : ジョン・タートルトーブ
出演 : マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クライン、メアリー・スティーンバージェン









ニューヨークで少年時代を共に過ごした4人は現在は老後の時期を迎えそれぞれが別々の土地で生活していた。そのうちの1人が結婚する事となり独身最後のパーティーをラスベガスで行うため4人が久し振りに顔を合わす事となった。



ハリウッド映画の伝統をしっかりと受け継いだウェルメイドなコメディに仕上がっていたと思う。
ちゃんと笑わせる所では笑わせて、伏線をしっかりと張って感動させる所では感動させる。その感動もベタベタしたのではなくあくまでサラッとしているのが良かった。



4人ともまだまだ元気そうで年齢的にはそうだとしてもお年寄役専門になるのはまだまだ早い。

ケヴィン・クラインの元気な姿を見ると奥さんのフィービー・ケイツは元気なのかな?という事も気になります。
『グレムリン』の新作が作られるとかなんとかだそうで。フィービー・ケイツの女優復帰は有るのでしょうか。
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ロボットガールズZ [ラ行の映画]


ロボットガールズZ (バンブーコミックス)

『ロボットガールズZ』
(2013・日本)
監督 : 博史池畠
声の出演 : 本多真梨子、水瀬いのり、荒浪和沙、久川綾、森下由樹子、東山奈央









巨大ロボット級の破壊力を持った美少女たちが世界征服をたくらむ悪の軍団をコテンパンにする。



有料映画専門チャンネルで放送されたテレビアニメ。1本10分の全9話に新作1話を加えての一挙上映。
という事は各話ごとにクライマックスが有るわけで計10回のそれらが10分おきにに訪れる。そのテンションについていくのがかなりしんどかった。
各話はそれぞれ面白かったと思うけど。

エピソード集的なこのスタイルは『がんばれタブチくん』スタイルと言ってもいいのでしょうか。


タブチくんで漫画だったかアニメだったかで、お茶の間でタブチくんがミヨコ夫人に説教的な事をしたい時にすでに座っているミヨコ夫人に対して「ミヨコ、ちょっとそこに座りなさい」って言うとミヨコ夫人が「もう座ってます」って言うやり取りが好きだった。



大きなおともだちのためのエロチックなシーンが有るが劇場には小さな女の子を連れたお父さんがいた。お父さんと娘さんはどんな感じで御覧になられていたのだろうか。



正義と悪の実力差が激しく、悪は意外と庶民的。な所は『天体戦士サンレッド』とよく似ている。
天体戦士サンレッド(14) (ヤングガンガンコミックス)

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冷血のレクイエム【極限探偵B+】 [ラ行の映画]



『冷血のレクイエム【極限探偵B+】』
"B+偵探" (2011・香港・1h40)
監督・脚本 : オキサイド・パン
出演 : アーロン・クォック、リウ・カイチー、パトリック・タム、コン・ベイビー、チョン・シウファイ



前回の殺人事件を解決した事によって名を上げた探偵の前に新たな連続殺人事件が起こる。



シネマート六本木 初夏のパン祭り〈パン兄弟(ブラザーズ)の帰還、"極限"ミステリーの悦楽〉にて。



2008年『ダークナイト』が発表されて以降世界各国で様々な作品がその影響を受けてきたとされていますが、何をもってダークナイト化作品とするのかはあんまりよく分かってはいないけど本作もその影響を受けた作品の様に思えた。
結局今回の連続殺人事件は何も解決していないし、そして救いのないほろ苦さだけが後に残った。
もしかしたらダークナイト化ではなく前作の象の呪いなのかしれないが。
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ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版 [ラ行の映画]


ミュージックファイルシリーズ/ルパン三世クロニクル ルパン三世カリオストロの城MUSIC FILE

『ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版』
(1979・日本・1h40)
監督・脚本 : 宮崎駿
声の出演 : 山田康雄、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、納谷悟郎、島本須美、石田太郎、宮内幸平、永井一郎






国営カジノの大金庫から盗み出した大金はすべてゴート札(偽札)だった。ゴート札の秘密に迫るため震源地と噂されるカリオストロ公国へと忍び込んだルパンと次元だったが道中謎の集団に拉致されたお姫様を助け出す事を優先させるのだった。



画像が鮮明になったとされるデジタルリマスター版は当然初めて観た。冒頭の暗がりのシーンが確かに鮮明になっているかなあと思えたけどあとはよく分からなかった。

デジタルリマスター化には3年の歳月をかけたとか。その間鮮明ではない方の画像でのブルーレイが販売され(*)。っていうのもなんかもう一つ釈然としないものが有りますが、ファンとしてはその両方を持っておきたいという心理でもあります。VHSもLDもDVDも持ってるし。

*ブルーレイの発売は2008年でデジタルリマスター化着手より前の事でした。



初見は日本テレビの水曜ロードショー。それ以来30年以上ずっと好きな作品。もはや嫌いになる理由が無い。
何度も観ているのでアラ探しをしてしまったりして、結構アラも見つかったりしてしまうのだけどそれも嫌いになる理由にはならない。
ただ、今回観て思ったのは100分の中にこの内容を詰め込んだのが素晴らしさの一つでもあるけど、詰め込んだが故に全体的に間(ま)の無い作品の様にも思えた。良い意味でも悪い意味でも話がサクサクと展開してしまう。
そういう意味ではテレビ放送の際のコマーシャルが丁度いい間になっていて名作をより名作にしていたのではないかもしれないなあと思った。もしそうだったとしたら初見がテレビ放送だったのは一番良い出会いだったのかも。
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リベンジ・マッチ [ラ行の映画]


ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA リベンジ・マッチ 光沢プリント

『リベンジ・マッチ』
"GRUDGE MATCH” (2013・アメリカ・1h53)
製作・監督 : ピーター・シーガル
出演 : シルヴェスター・スタローン、ロバート・デ・ニーロ、アラン・アーキン、キム・ベイシンガー、ジョン・バーンサル、ケヴィン・ハート、LL・クール・J








現役当時自他共に認める最高のライバルであった二人が30年の時を経て決着をつけるためにリングに上がる。



スタローン主演の『ロッキー』とデ・ニーロ主演の『レイジング・ブル』へのオマージュたっぷりのボクシングファミリーコメディ。
観る前はボクシング映画の名作と言われるそれらの作品を汚してしまうんじゃないかと思えたけど、観てみたらコメディという事でそのオマージュたっぷりという所が単純に嬉しかったし面白かった。
途中で結末がもしかして『ロッキー5』になるんじゃないかと思ってハラハラしたけどそうとはならずホッとした様な観てみたかった様な。



ボクシング映画としては67歳のスタローンと70歳のデ・ニーロがあれだけ動けるのがさすがといった所だけど、だからと言ってクライマックスの対戦が盛り上がるかと言ったらそうでもなく物足りなさを感じた。

それよりも物足りなかったのが長いブランクのある二人がどのようにしてプロボクサーとしての肉体を作り上げるのかといういわゆる特訓シーンがゆるめだった所。
二人とも元々才能が有るのでちょっと気合を入れてトレーニングすればある程度は甦る。という風に納得するべきなのか。

特訓シーンよりもお互いの家族のドラマを描く方に重点を置いていたみたいで。『ロッキー』にしても『レイジング・ブル』にしてもボクシング映画であり家族を描いたヒューマンドラマであったわけで、その点でもきっちりとオマージュされていたという事なのか。
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ローン・サバイバー [ラ行の映画]


ポスター A4 ローン・サバイバー 光沢プリント

『ローン・サバイバー』
"LONE SURVIVOR” (2013・アメリカ・2h01)
製作・監督・脚本 : ピーター・バーグ  製作・出演 : マーク・ウォールバーグ
出演 : テイラー・キッチュ、エミール・ハーシュ、ベン・フォスター、エリック・バナ、アレクサンダー・ルドウィグ









過酷な任務の中極限の選択を迫られたシールズ隊員。



ネタバレ有。



タリバンとの戦いをアメリカ側の目線のみで描いた戦争サバイバルアクション。
なのでタリバンはもはや人間ではなく鬼畜扱い。なのでその命を奪っても何一つ罪悪感を抱かなくても構わないと。
と言ってもアフガンの人たち全てが極悪人という事では無くアフガンの中にも善人(アメリカ寄り)の人たちがいて、要はタリバンだけが悪の権化なのであるという一応のフォローは有り。

固い団結が悪を打ち砕くのだ。という事を仰りたいのだろうと思うが敵側の描写が短絡的過ぎるのではないだろうか。



サバイバルシーンでは崖落ちが2回有る。1回でそのアクションは終わりだろうと思い込んでいたので2回有ったのが驚きだった。
1回目で手酷い目に遭っているのにそれよりももっと過酷な状況の2回目に向かっていける精神力の強さには感服せざるを得ない。



ウィル・フェレルが一瞬だけ映っていた。



シールズの新人が踊らされるダンスは『(旧)バス男』で主人公ナポレオン・ダイナマイトが踊るダンスだった。
その新人を演じているのはあまりヒットしなかった『光の六つのしるし』で主人公の少年を演じたアレクサンダー・ルドウィグ。
立派な青年に成長した。大ヒット作品『ハンガー・ゲーム』にも出ていたらしい。



新宿ミラノ1にて。
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ロボコップ [ラ行の映画]


Robocop - O.S.T.

『ロボコップ』
"ROBOCOP” (2014・アメリカ・1h57)
監督 : ジョゼ・バーヂャリ
出演 : ジョエル・キナマン、マイケル・キートン、ゲイリー・オールドマン、アビー・コーニッシュ、ジャッキー・アール・ヘイリー、サミュエル・L・ジャクソン







ロボットによる警察行為は世界に普及していたがアメリカ国内においては法律により不可能だった。世界一の市場になるであろうアメリカでの利権を狙いある企業が人間の心を持ったロボット刑事、ロボコップを生み出した。



3作品作られた前シリーズとは別の物語。とは言っても前シリーズの主にポール・ヴァーホーヴェンテイストは取り入れられている。

前シリーズの1作目は1987年製作。公開当時に観たけどその時は多分日本での特撮テレビドラマ『宇宙刑事』シリーズのハリウッド版という認識をもって観た。ところが『宇宙刑事』シリーズとはバイオレンス度において全く別物と言えて、そこが面白い所でもあった。
しかしバイオレンスが激しいからリアルかと言えばそういう事でもなく。あくまで現実には起こらないであろうフィクションの中でのヒーローアクション映画であったはず。
それが1/4世紀を過ぎた現代で新たに映画化されるとロボットの刑事の実現はもはや夢物語ではなくなっていて、それであるが故に物語も現実路線となり前シリーズのあくまでフィクションの中でのハードバイオレンスという面白さを受け継げなくなってしまった。

実は『ロボコップ』をやりたいんじゃなくて『攻殻機動隊』をやりたいんじゃないだろうかと思えた。『GHOST IN THE SHELL』にそっくりなシーンも有ったし。



犯罪を取り締まるロボコップを作った企業が悪事を働いていて、それをロボコップに気付かれるとロボコップに取り締まられてしまう~。っていう展開が面白かったけど前の『ロボコップ』でもそんな展開だっただろうか。



女刑事アン・ルイスが登場しなかったのは残念だった。その代り黒人刑事の名前がルイスだった。

ロボコップの奥さん役のアビー・コーニッシュがムチムチしててエロかった。そんなエロさもヴァーホーヴェンテイストな。
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ランナウェイ・ブルース [ラ行の映画]


The Motel Life Movie Tie-in Edition: A Novel (P.S.)

『ランナウェイ・ブルース』
"THE MOTEL LIFE” (2012・アメリカ・1h25)
製作・監督 : アラン・ポルスキー/ガブリエル・ポルスキー
出演 : エミール・ハーシュ、スティーヴン・ドーフ、ダコタ・ファニング、クリス・クリストファーソン









アメリカの片田舎に暮らす兄弟。お互い以外に身寄りはなく寂れた町で何事も起こらない生活を空想する事でやり過ごしていたがある日兄が交通事故を起こしてしまう。



ネタバレ有。



暗い作品だったけど嫌いな暗さではなかった。むしろ好きな暗さ。ユーモアも有るし最後に救いも有る。
悪人はほとんど出てこなかったけどその分ダメ人間が多く出てきた。そんなダメ人間たちへの讃歌と言うか、そんな大袈裟ではなくダメな事を肯定していると言うか否定していないと言うか。そんな所が好きなのかも。



空想シーンでのアニメーションが良かった。



ダメ人間に奇跡をもたらすタイソンVSダグラスのタイトル戦は実際に1990年2月11日に東京ドームで行われた試合だったという事に後で調べて分かって、それでこの映画が1990年の設定である事も分かった。



スティーヴン・ドーフは『SOMEWHERE』ではエル・ファニングの父親役だったけど、本作ではダコタ・ファニングとそんなに年齢差のない若者役だった。

ダコタ・ファニングは天才子役から演技派美人女優へと順調に成長しています。
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リディック:ギャラクシー・バトル [ラ行の映画]


ポスター A4 パターンG リディック ギャラクシー・バトル 光沢プリント

『リディック:ギャラクシー・バトル』
"RIDDICK” (2013・アメリカ・1h59)
監督・脚本 : デヴィッド・トゥーヒー  製作・出演 : ヴィン・ディーゼル
出演 : ジョルディ・モリャ、マット・ネイブル、ケイティー・サッコフ、カール・アーバン








宇宙の支配を狙う軍団の統率者となったリディックだったが謀略によりある惑星で瀕死の重傷を負っていた。
驚異の回復を見せ、仲間を得たリディックはその惑星を脱出するために賞金稼ぎたちをおびき寄せる。



ネタバレ有。



"リディック・クロニクル(年代記)”の中の一編という位置付けでいいのだろうと思う。
個人的には残念ながらハズレの一編だった。

リディックは宇宙一の極悪人という設定でありながらこれまでのシリーズ2作品からは宇宙一の極悪人とは到底思えず。どちらかと言うと結構いい人の印象になってしまっているのを極悪人イメージをもっと高めようとしたのではないか。
その一環として今回は襲う立場にも立っている。襲う際にリディックは姿を見せないので画面にリディックが映らない時間が長く続くのは面白いなあと思った。映らないシーンが長く続くから序盤でリディックの姿をたっぷりと見せていたのかも。
その様に極悪人イメージを高めようとしながらも最終的には本作でもこれまで通りに結局いい人になっていてキャラクターの設定がブレている感じ。主人公のキャラクターがブレているって作品的には致命傷ではないかと思う。



前作から9年を経ての3作目。デヴィッド・トゥーヒー監督の執念の企画と言ってもよろしいのだろう。
4作目が有るのかは分からないけど、次あたり傑作SFが誕生するような気がしないでもない。トゥーヒー監督の執念が続く事を期待。
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ラッシュ/プライドと友情 [ラ行の映画]


Rush [DVD] [Import]

『ラッシュ/プライドと友情』
"RUSH” (2013・アメリカ・2h04)
製作・監督 : ロン・ハワード
出演 : クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール、オリヴィア・ワイルド、アレクサンドラ・マリア・ララ









1976年のF1シリーズ。年間王者争いで激戦を演じた二人の男の物語。



ロン・ハワード監督により堅実にそつなくまとめあげられたヒューマンドラマ。
F1に興味が有れば面白く感じられる所も有るのだろうけど、興味が無いと物語が流れてゆくのをただ眺めている感じ。



ニキ・ラウダに起きた事故をぼやかさずにはっきりと描いている所がヒューマンドラマとしての重みになっているのだろうと思うが、直視するのがつらくも有る。

事故が起こり、大怪我を負い、過酷なリハビリに耐え、驚異の回復を見せレースに復帰。この展開にはちょっとブラック・ジャックっぽい感じがした。


MODE ブラック・ジャック ピノコ 40th Anniversary (Gakken Mook)

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ルームメイト [ラ行の映画]



『ルームメイト』
(2013・日本・1h50)
監督・脚本 : 古澤健
出演 : 北川景子、深田恭子、高良健吾、尾上寛之、螢雪次朗、田口トモロヲ



交通事故で記憶障害を負った女性が入院先の看護師とルームシェアをする事となった。最初は優しかった看護師が次第に凶暴な顔を見せ始める。



激しくネタバレ有。




ルームメイト [DVD]

タイトルが一緒なのでリメイク(またはパクリ)なのかと思ったけどそうではなかった。








多重人格(今は解離性同一性障害と言うらしい)モノであるのだろうなあという事はなんとなく分かって。そうなると観客には二人でいるように思わせていたけど実際は一人だった。という事を明かす説明シーン(『ファイトクラブ』でのエドワード・ノートンの1人ファイトとか)が後で入るのが普通と言うか、本作にも当然有ったのだけど、それが全てにおいて説明されなかったのがちょっと不満。レストランでのシーンとかバスのシーンとかが実際どういう事だったのかを見たかった。



深キョン劇場としては100点満点の作品だろうと思う。色んな深キョンが見れてその色んな深キョンがもれなく可愛い。
正直な所深キョンのカマトトぶりっ子演技は苦手だったのだけど本作ではすっかり大人の女性の演技になっていた。それでいて可愛いという。



高良さんの役柄が世之介っぽくてなんか和む。『横道世之介』は作品自体はそんなに好きではないけど、世之介は『横道世之介』を観たらその後にも深く印象に残る人物だという事が本作で改めて分かった。



チワワの煮込みは編集が上手かったと思う。チワワを探している姉妹とキッチンでグツグツと煮立っている鍋を交互に見せる事によって何事が起こっているのかを観る側に想像させて不安にさせる。
確か『危険な情事』でも似たようなシーンが有ったなあと思って調べたら『危険な情事』では兎の姿煮だった。
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ロード・オブ・セイラム [ラ行の映画]


ロード・オブ・セイラム(The Lords of Salem) (TO文庫)

『ロード・オブ・セイラム』
"THE LORDS OF SALEM” (2012・アメリカ・1h41)
製作・監督・脚本 : ロブ・ゾンビ
出演 : シェリ・ムーン・ゾンビ、ジェフ・ダニエル・フィリップス、ケン・フォーリー、ジュディ・ギーソン、ディー・ウォーレス、パトリシア・クイン、ブルース・デイヴィソン







ボストンの人気深夜ラジオDJの女性の元に古びたレコードが1枚届く。そのレコードを聴いた女性に不可思議な現象が起こり始める。



宗教的な意味合いの強い作品だった。キリスト教批判というか。
キリスト教による悪魔の正体とは。それはキリスト教とは異なる神を信じる者たちを蔑み弾圧するため、キリスト教こそがそれらの者たちから人々を守るのだという具合に都合よく決めつけたものなのではないかと。
だからそのキリスト教がかつて悪魔として葬った者たちが崇める神が現代に復活してもこの地球が滅亡したりはしないしいつもと同じ至って平和な日常は続くのだという事を最後で表していたのだろうと思う。

ドロドログチャグチャのスプラッターホラーなのかと意を決して観た。そういう要素も有るけどそれを期待して観ると肩透かしな作品ではないかと思うが、予想もしていなかった意外な展開で奥の深い物語だった。
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レッド・ドーン [ラ行の映画]


Red Dawn

『レッド・ドーン』
“RED DAWN” (2012・アメリカ・1h36)
監督 : ダン・ブラッドリー
出演 : クリス・ヘムズワース、ジョシュ・ペック、ジョシュ・ハッチャーソンエイドリアンヌ・パリッキ、イザベル・ルーカス、ジェフリー・ディーン・モーガン






突如北朝鮮軍によって占拠されたアメリカ。シアトルに住む若者たちが抵抗するべくゲリラ戦の戦いに挑む。



色々とツッコミ所はある作品なのかと思うが、そこら辺は目を瞑ればミリタリーシミュレーション青春アクション映画としては良く出来た作品だと思う。笑えるシーン(生き血飲みとか)も有って。
イケメンゴリラ(akaクリス・ヘムズワース)の弟役の子がかなりクソ生意気だけどそれに対してのムカつきにも目を瞑って。

終盤がやや怒涛の展開な上に尻切れトンボな終わり方をするがそれは続編を意識しての事なのかと思う。
市長の息子が不可抗力な事をあれだけ責められるのはものすごく可哀想だったけど、それも続編への伏線だったのかも。

実際続編はあるのだろうか。アメリカでもそれほどの大ヒットでは無かったみたい。規模を縮小しての続編か、ドウェイン・ジョンソンを投入して『ワイルド・スピード』並みの大化けエンターテイメント超大作として奇跡の復活があるのか。



シアトルが舞台の様だったけどスターバックスは出てこなかった。
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ランナウェイ/逃亡者 [ラ行の映画]


COMPANY YOU KEEP

『ランナウェイ/逃亡者』
“THE COMPANY YOU KEEP” (2012・アメリカ・2h02)
製作・監督・出演 : ロバート・レッドフォード
出演 : シャイア・ラブーフ、ジュリー・クリスティ、ジャッキー・エヴァンコ、ブリット・マーリング







学生運動が盛んだった時代。過激な行動を起こすグループは遂に関係の無い市民の命を奪ってしまった。以来身分を偽り姿を隠し続けるグループの一員が40年近くの時を経てFBIに身柄を拘束された事によりリーダーだった男の正体がばれる。男はFBIの追跡をかわしある人物との接触を図ろうとするのだった。



世界を良いものに変えようと夢見て実行し、残念ながらその夢を果たせなかったかつての若者が未来を現在の若者に託すという事なのだろうと思う。
その前に過去の事件について自分の無実を証明してから。という所でミステリーとサスペンスが生じるけど、その無実の証明は先に捕まったスーザン・サランドンには出来ない事なのだろうか。
未来は若えもんたちに任せた。というメッセージの方が重要なのだろう。サスペンスはサービス的な付け合せで。



ロバート・レッドフォードの無理して若ぶっている感が正直痛々しかった。無理してでもという所は永遠の二枚目の宿命なのかもしれないが。

役柄的には『スニーカーズ』を思い出した。確か『スニーカーズ』でも1970年代の社会運動の時代を経てといった役だったと思った。記憶違いかも。

スニーカーズ [VHS]

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ローン・レンジャー [ラ行の映画]


ポスタ- A4 パターンB ローン・レンジャー 光沢プリント

『ローン・レンジャー』
“THE LONE RANGER” (2013・アメリカ・2h29)
製作・監督 : ゴア・ヴァービンスキー  製作総指揮・出演 : ジョニー・デップ
出演 : アーミー・ハマー、ルース・ウィルソン、トム・ウィルキンソン、ウィリアム・フィクトナー、バリー・ペッパー、ヘレナ・ボナム=カーター






西部開拓時代のテキサス。一人の凶悪犯が絞首刑となる現場への移送中に脱走した。凶悪犯を追跡するテキサスレンジャーは返り討ちに合うがその中の1人が生き返りトントとシルバーの協力を得てローン・レンジャーとなり凶悪犯を追う内、ある鉱物をめぐる陰謀にぶち当たるのだった。



長い。という評判を耳にし。確かに長かった。クライマックスの10何分かは素晴らしい。との評判も耳にし。それも確かに素晴らしく、正に評判通りの長いけどクライマックスは素晴らしいとしか言いようのない作品だった。

クライマックスはそこだけでお金が取れると思えるほどの楽しさ。アクションシーンがメインなのでそこの演出はゴア・ヴァービンスキーではなくてセカンドユニットの監督さんか別の人だったりするんではないかと思った。
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