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きょうのポストカード(ピースメーカー) [映画のポストカード]

今日の午後ローはピーズメーカー
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒、ホワイト・ストーム [映画]

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒を観た。
時はヴィクトリア朝時代(1837年~1901年)のいつか。大英帝国を筆頭に人間の文明は栄える。その一方で失われゆくものもあった。失われゆくものを探し当てる事を名誉として冒険する英国紳士は遂に人類進化の手掛かりとなるビッグフットと遭遇する。

超絶技巧でお馴染みのスタジオライカのストップモーションアニメ。冒頭のシーンが相変わらず凄過ぎてこれはストップモーション詐欺なんじゃないかと疑ってしまう。まるでCGに見えてしまうストップモーションとはなんなのか?とつい考えてしまうが、それ以降はちゃんとストップモーションらしいと言うかちょっとカクカクとした動きが垣間見えたりして(それでも超絶)なんか安心してストップモーションを観ている気分になる。もしかしたらわざと滑らかな動きになり過ぎないようにしたのかも。

異人種間バディアドベンチャーな内容。深刻な状況でも深刻になりすぎないどこかあっけらかんとしたノリが良かった。感動も押し付けられなくて良かった。と言って感動しないわけでもない。観てる側で勝手に感動したりしなかったりすればいい。というわけでもないんだろうけどそれくらいがとてもいい。
邦題のサブタイトルでは秘密の相棒となっているけど全然秘密ではなかった。一応正体を隠そうとする所も有るけど正体がバレても何か騒動が起きるわけでもなし。そこら辺もあっけらかんとしているというかおおらかというか。

アメリカでは批評家からは絶賛されたけど興行はかなりの大コケになってしまったのだとか。やっぱりキリスト教のアダムとイブの存在の否定、それは神の存在も否定する事になるのだろう。それは興行的には相当リスキーという事に今後更になっていくのかも。
でも類人猿スーザンは可愛かった。人間の価値観で見れば不細工という事には間違いなくなるだろうと思う。その分行動や言動が補って余りあるくらいに可愛い。その言動や行動はオバQや初期のドラえもんに似ている所はかなり有る。



ホワイト・ストームを観た。
黒社会の組織に属する二人の男は義兄弟としての絆で結ばれていたがある事がきっかけでそれぞれ別の道を進む。一人は金融界で成功し麻薬撲滅運動の顔となり、一人は麻薬密売の大物として暗黒街の顔となっていた。15年の時が経ち二人が再び顔を合わせると香港に麻薬戦争が勃発する。

シネマート新宿、のむコレ2020にて。

予告でアクションシーンが凄まじかったのでそこを期待して観た。クライマックスの香港地下街でのカーアクションは期待以上に凄かったが残念ながら見所はそこだけだった。アンディ・ラウとルイス・クーの二大スターの激突、お互いの悲しみや憤りなどの感情的な面でのぶつかり合いもクライマックスに集約されている。

中国では清の時代の阿片戦争まで遡って麻薬絶対ダメの気風が有ったりするのだろうか。
阿片戦争で戦ったのはヴィクトリア朝時代の英国。勝った英国は香港を手にする。それが現在の混乱にも繋がっていて色んな所で色んな物事が繋がっているのだなあと思う。
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