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『アクアマン/失われた王国』 [映画]

『アクアマン/失われた王国』2023年、アメリカ、2時間4分。を観た。
海底帝国アトランティスの王となったアクアマンは地上人たちに自分たちの存在を知らせ手を取り合い共に生きていくべきだと主張するが評議会の賛同は得られずにいた。
父の仇であるアクアマンへの復讐を誓うブラックマンタは破壊されたパワースーツの修理を急務としていたが南極の氷河で呪われた古代文明と遭遇しかつてないほどのパワーを得る。

ハリウッドエクスプレスで本作の映像を見てブラックマンタも出ているのを知ったので観た。それまでブラックマンタの存在をすっかり忘れていた。
昨年は封印していたシリーズモノを解禁。アメコミヒーローモノも観ないつもりでいたがこちらもあっさりと解禁。マーベルの方には気になるキャラクターがいないので観ないかも。
DCのヒーローモノを観るのはいつ以来だろう?と思い返してみると一昨年の『DC がんばれ!スーパーペット』以来。

前作『アクアマン』は2018年の作品。内容はほとんど覚えていなかったので本作の内容について行けるか心配だったけど一応何とかついては行けた。ニコール・キッドマンとドルフ・ラングレンが夫婦役だと勘違いしていたけど。
当然前作との繋がりを理解していた方がより楽しめるのだろうけどあくまで単品としての『アクアマン』の続編であって他のDCのスーパーヒーローとの繋がりとか面倒臭い事が無いので本作だけに集中できるので良かった。スーパーマンがいたらすぐに解決してしまいそうだし。
確か『ザ・フラッシュ』の方で時間軸いじくってマルチユニバースな感じになっている。という情報だけは得ているが本作ではそこら辺はあまり関係無かったのも良かった。

しかし、地上の人間と海の生き物たちは共存するべきという崇高なメッセージを謳っているがそれが出来るかと言えば人間にとって海の生き物は大概が食糧なのであって、海底人という人の形をしていたら食糧とはみなさないだろうし、海底人たちも一部の海棲生物を食糧としているのかもしれないけど難しい問題になるだろうなと思う。
アクアマン個人の問題としても特殊能力に全ての海の生き物と意思の疎通が出来るというのが有って、食糧となってしまう生き物の意思が理解出来たら発狂してしまいそう。
本編後エンドクレジット途中のオマケが実は食糧問題解決の伏線だったりして。現実社会でも将来実際に有り得るのかもしれない。高タンパクらしいし。

ブラックマンタはアクアマンの邪魔をするだけの迷惑者的な扱いだと予想して覚悟もしていたけどアクアマンとがっつりと対峙する悪役で良かった。
見た目も前作よりもカッコ良くなってるような気がする。見慣れただけかもしれないが。
今回が帰ってきたブラックマンタ(新マンタ)で、次がブラックマンタセブン、ブラックマンタA(エース)、ブラックマンタタロウ、ブラックマンタレオ、ブラックマンタ80と続いていくのでは。それが予感出来るマスクが複数存在していたし。

新マンはセブンの次だった。
ザ☆ウルトラマンのオープニングがヌルヌル動いて凄い。



ハンマーヘッドシャーク型の潜水艦がカッコ良かった。海底人の乗り物ではなかったけど海底人からしたら潜水艦とは呼ばないのかも。地上に上がった時が地上に潜っているわけで、だから水に潜ってるのではなくて水中を飛んでるイメージになるんじゃないだろうか。だとすると飛水艦か。




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『ゴジラ-1.0』『野球どアホウ未亡人』 [映画]

『ゴジラ-1.0』2023年、日本、2時間5分。を観た。
第二次大戦敗戦からの復興が始まった日本の首都東京に巨大な生物が上陸。街を破壊し去ってゆくが有識者は近日中に再上陸が有るものと想定し上陸前の海上での殲滅作戦を立案する。海軍帰還兵から有志を募り作戦は準備段階に入った。

公開から2ヶ月が経って次に観る映画の時間合わせに丁度良かったので観た。
エヴァンゲリオンのヤシマ作戦っぽい感じになる所が緊張感が有って良かった。作戦の実行前にその作戦の全容が明らかにされるとその作戦は失敗するのは映画に限らず物語あるあるで、失敗有りきで何故失敗するのか、そこからどうやって立て直すのか、立て直せないのか。そこら辺も見せ所になってくる。
山崎貴監督は観てて気恥ずかしくなる事を真っ正面からやる人という印象。あの敬礼は誰に対してどんな感情でしたのだろう?元軍人だからするんだろうけど。
日本でもアメリカでも大ヒットという事でシリーズ化されるのかもしれないがこの後も本作の様な感じではやりづらい様な気がする。結局ゴジラ以外の他の人気怪獣が出て来るんだろうし。

恐らく初対面(対面はしてないが)である海外の人からしたら神木くんは本作の大人で心に傷を負った男の印象になるわけで、子供の頃から知っている大概の日本人の印象とは大分違うのだろう。その意味では「純っ!」そして「おい満男」の吉岡秀隆さんも同じ。

キャストに関してはおじさん俳優の層の薄さが気になった。美形ではなくてもカッコいいおじさんが少ない。おじいさんに至ってはチラッとだけ出ていた橋爪功さんくらいか。おばさん、おばあさんもほとんど出てこない。
戦争から立ち直って新しいスタートを踏み出そうとする物語には年寄りはあんまり必要ではないのかもしれない。




『野球どアホウ未亡人』2023年、日本、1時間。を観た。
草野球チーム多摩川メッツの監督である重野進は高校野球甲子園大会の決勝まで進んだ経歴を持ち己の野球道を究めるため選手に厳しい指導を行っていた。重野の生きざまに魅了された水原賢一は盲信的に指導を受け野球漬けの生活になっていた。そんな賢一に不満を抱く妻の夏子は野球をそして重野を嫌っていたが重野は夏子に自分の野球道を体現出来る素質を見い出していた。

池袋シネマ・ロサにて。2024年のロサ初め。

去年の8月にロサで封切りされて以来各地で上映が続けられ年が明けてロサでの凱旋上映が始まった。
8月の時も観ようかなと思っていたのだけど何かの情報でポルノ映画らしいとの事だったので腰が引けてしまった。
今回は意を決してネットで予約。それから本作に関しての情報を調べると「ポルノ映画」の文言が見当たらず、ある所には「大人も子供も楽しめる」とまで書かれてもいた。
どういう事なんだろう?と思いながら『まいっちんぐマチ子先生』的なちょっとエッチな作品なのかもとも思いながら観たらエロな要素は微かに有るっちゃ有る。かな?くらいの感じだった。
どうやらお色気映画のエッセンスが織り込まれているらしい。それなら最初からそう正しく伝えてくれればいいのに。ポルノ映画を期待していた人にも良くないし。


野球漫画の伝道者であり求道者であった水島新司先生の作品へのリスペクトが随所で感じられるのが楽しい。梶原一騎先生の作品からの影響も見られるのでかつてのスポ根作品全般へのリスペクトか。
タイトルからして『男どアホウ甲子園』からだし、ヒロインの名前が水原夏子なのは『野球狂の詩』の水原勇気と『ドカベン』の夏子はんからだろうと思う。
しかし本作の小野監督をはじめとしてスタッフには実際の野球の経験者はいないのだとか。だからなのか野球に対して曲解していてそれが面白いんだけど水島新司先生、梶原一騎先生の墓前には行って一言でもお詫びをした方がいいんじゃないかと思う。



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きょうのポストカード (ブルース・リー) [映画のポストカード]

辰年の今年の今日の午後ローは燃えよドラゴン
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『シャクラ』『コンクリート・ユートピア』 [映画]

『シャクラ』2023年、香港=中国、2時間10分。を観た。
宋の時代の中国。一大勢力を誇る武侠のリーダー喬峯(きょう・ほう)が突如部下の殺害の疑いをかけられ尚且つ自らも初めて知る出自を明かされ掟に従いリーダーの座を奪われ命も狙われる。
疑いを晴らすため、そして自分は何者なのかを知るため喬峯は厚い信頼で結ばれていた仲間達との死闘を繰り広げる。

ドニーさんが監督・主演。
宋の時代の事がさっぱり分からず初めの内は物凄い戸惑ったが次第になんとなくは理解出来た。人名と単語が難しく読めない漢字は形で覚えて人名を覚えるのは無理だった。
現代の感覚ではそうはならないんではないかと思える展開も宋の時代では有り得るのだろうと思いそういう所が面白かった。

日本で言うと清水の次郎長なのではないかと思った。清水の次郎長と違うのは侠客でありながら政府の手助けもしている所か。
清水の次郎長がなんやかんや有って子分の森の石松や大政、小政(名前を知ってるのはその三人だけ)と命をかけて闘わなければならなくなるとしたら複雑ではあるけど闘わなければならない理由に納得させられたらそれは熱い物語に成り得るのだろうと思う。本作ではそこの所が主人公のキャラクターと監督として演出して役者として演じているドニーさんによって納得のいくものになっていてとても熱い物語になっていたと思う。契りを絶つための儀式のシーンが良かった。
そしてドニーさんの映画にしては珍しいロマンスがきっちりと描かれているのも良かった。珍しいという事はなく『イップ・マン』シリーズでもロマンスが描かれていたか。ロマンスが芽生える瞬間の初々しさが描かれているのが良かった。お相手の女優さんが可愛かったし。
初々しいけどドニーさんの実年齢は○○歳。○○歳を全く感じさせないのが凄い。

アクションシーンではデジタルなエフェクト多めなのが最初は折角のドニーさんのアクションにそんな事して勿体ないなあと思っていたが喬峯のとんでもない強さを現すための視覚的な方法だと分かってからは素直に見れて喬峯のとんでもない強さを見せつけられて自然と笑顔になった。

原作の武侠小説『天龍八部』は『三国志』の様な遥か昔に書かれたものかと思ったが1960年代に書かれたものだった。『ゴッドファーザー』が1969年なのでそれよりも早いのか。

喬峯の出自はモンゴルなのだろうか?中国当局の検閲には引っ掛からなかったのは本作に描かれているその後の展開で何か色々と有るからだろうか。
本作の続編が製作予定でその後が描かれるような感じではあったけど、本作も正しくは分かっていないのでその後の事が分かる気がしない。
ドニーさんの孫悟空の時も肝心の主演のドニーさんが交代とか有ったし本当に続編が作られるんだろうか。




『コンクリート・ユートピア』2023年、韓国、2時間10分。を観た。
突然の大災害に遭い壊滅した韓国ソウル。奇跡的に団地の一棟が残った。

自然災害の後には人災が起こるであろう。という教訓で、確かにそうなんだろうとは思うし、そうならないようにしなければならないとは思うが、現在の状況で観る映画ではなかったかなと思う。

確かマイナス26℃にまで気温が下がってその事が事態をより酷くもしていたが実際にソウルがそこまで気温が下がる事はないみたい。異常気象も起こっていたのか、粉塵で日光が遮られて気温が上がらないのか。
団地の高層階(9階とか10階まで有ったみたい)の室温はもっと下がりそう。床暖房のオンドルが設置されていたとしても状況的に使えないか。
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シネマ★シネマ★シネマ 1998年18 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"LES MISERABLES" 『レ・ミゼラブル』
監督 : ビレ・アウグスト
出演 : リーアム・ニーソン、ジェフリー・ラッシュ、ユマ・サーマン、クレア・デインズ

"HE GOT GAME" 『ラストゲーム』
製作・監督・脚本 : スパイク・リー
出演 : デンゼル・ワシントン、レイ・アレン、ロザリオ・ドーソン、ジョン・タートゥロ、ミラ・ジョヴォヴィッチ

"THE BIG HIT " 『ビッグ・ヒット』


全米興行成績トップ10
"THE BIG HIT" 『ビッグヒット』

が初登場。


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『カサンドラ・クロス』『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』『スーパーバッド』 [映画]

『カサンドラ・クロス』(1976年、イタリア=イギリス、2時間8分)を観た。
スイス、ジュネーヴの国際保健機関本部ビルに過激派のテロリストが侵入し爆破を目論むが警備員の決死の抵抗によって敢え無く失敗。銃撃戦となり逃げ込んだ一室で流れ弾によって破壊された容器の液体を全身に浴び1人だけは窓を突き破りビルから飛び降り逃走。現場にやってきたアメリカ軍の軍人はその液体の秘密を守るため極秘に処理しようと動く。スウェーデン人であるテロリストがジュネーヴ発パリ経由のストックホルム行きの大陸縦断列車に忍び込んでいる事を調べ上げ行き先を変更させポーランドのヤノフへと向かわせるがその手前にある「カサンドラ・クロス」と呼ばれる橋梁は老朽化が激しく乗客乗員約1000人を乗せた列車の通行の際に崩落する危険が有った。

午前十時の映画祭13にて。
シーズン14の開催も決定。上映作品はまだ発表されていないが池袋での上映劇場はTOHOシネマズ池袋からグランドシネマサンシャインに変わるらしい。

大分昔にレンタルビデオで一度観ている。観た事だけを覚えていて内容はほとんど忘れていた。
全編に渡ってパニックアクションサスペンスとしての緊張感やリアリティが持続しているかと言えばそれは無いかなと思うが、終盤の無情でシビアとも言える展開がただの絵空事では無い現実味を帯びさせているのが本作の良さではないかと思った。

リチャード・ハリスの髪型があれはカッコいいのか分からなかったけど、多分あの髪型は古の王国の騎士(王様かもしれない)を意識しているのではないかと薄っすらと思った。この映画の役割も列車の乗客乗員を守ろうとする勇敢な人物であったし。
イタリアの大女優ソフィア・ローレンが登場シーンからしばらくはケバいなと感じていたが物語が進んで性格に優しさが出てくると容姿や表情にもその優しさが現れてくるのがさすがだった。
マーティン・シーンの若い頃の出演作品を観ていないので意外な役に思えた。やっぱり間違いなくチャーリー・シーンのお父さんだなとも思えた。これからチャーリー・シーンが年取ってくるとやっぱりマーティン・シーンの子供だなと思えてくるのだろう。



『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』(2023年、オーストラリア、1時間35分)を観た。
夜な夜な若者たちのパーティーで行われている降霊儀式。

国内国外を問わずパーティーピーポーの方たちへの共感も理解も無いので本作で起きた惨事にも自業自得としか思えない。そもそもホラー映画で若者が犠牲になるのは自業自得が大半であって、そしてホラー映画なのだからその自業自得も含めて楽しまなければならないのだろうとは思うけど。
怪談話としてのオチは面白かった。エピローグであれはどこに行ったのか分からなかったがエンドクレジットを眺めていたらどうやらあれはギリシャ人(GREECE)の所に行ったみたい。ギリシャに渡ったのか、オーストラリアのギリシャ人コミュニティの所に行ったのかは分からない。ギリシャである事に何か意味が有るのだろうか。



『スーパーバッド』(2007年、アメリカ、1時間53分)を観た。
卒業間近の高校生たち。パーティーに必要不可欠なアルコールを調達してモテようとする男子。

シネマート新宿にて。これまでは劇場未公開、DVDタイトル『スーパーバッド 童貞ウォーズ』が『童貞ウォーズ』を捨て、5日間のみ1日1回での限定上映。

こちらもパーティーピーポーへの共感も理解も湧かないのでコメディだけどほとんど笑えず。主役のジョナ・ヒルが苦手なのも一因に有るのは間違いないと思う。ある日突然苦手意識が無くなる事も有るが今はまだその時ではなかった。
本作の主役たちはパーティーから除外されている人物だけどそれでもなんだかんだ言ってパーティーピーポーであると見なす己の闇の深さを思い知らされる。
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『首』『ウィッシュ』 [映画]

『首』(2023年、日本、2時間11分)を観た。
天下統一を目前とした織田信長は跡目をちらつかせ家臣を非道に扱っていた。明智光秀は羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)によって信長の真意を知らされ信長を討つ覚悟を決める。

戦国時代末期の色々な事が隠す事無く描かれている。戦国時代末期に限らずどの時代にも隠したい事は色々と有るのだろうけど。
歴史にはその結果が残されていて、何故その結果に至ったのか、特に重要である人間関係においては書簡とか伝聞とかの文書で伝えられている所は有るにしてもそれが真実かというとやはり隠したい所は隠されていたり、誰かの思惑や悪意によって改竄されていたりしている可能性も有るわけで、そこの所を色々と想像を膨らませられるのがある意味での歴史の面白さになるのかもしれない。

北野監督の『座頭市』以来の時代劇。合戦シーンは初めてか。合戦シーンを撮ろうと思う時点で既に凄いなと思う。『風雲たけし城』での経験とかも活かされたりしたのだろうか。
真っ昼間の町中で忍者が黒装束なのは逆に目立ってしまうんじゃないかと思うが。

劇団ひとりさんは半裸(ほぼ全裸のふんどし一丁だったか?)で出演。たけし軍団からは柳ユーレイさんが出ていた。北野作品の常連芦川誠さんは本作にも出ていて全作品に出ているんじゃないかと思っていたが何作品かには出ていないみたい。岸部一徳さんは『その男、凶暴につき』以来かと思ったが『アウトレイジ』にも出ていた。と、色々と勘違いや忘れている事が有る。人間の記憶なんてそんなもので、社会的に大事な事なんかも勘違いや思い違いが歴史に残ってしまうのかもしれない。
アマレス兄弟(コンビ名なだけで実際には血の繋がりは無いらしい)は異例の大抜擢で北野監督のその真意は謎との事。後にアマレス兄弟は何故キャスティングされたのか?その謎が推察される物語が誰かによって作られるのかもしれない。




『ウィッシュ』(2023年、アメリカ、1時間35分)を観た。
魔法使いの王によって王国の民全ての願いが叶うと云われる魔法の国。18歳になった時その願いを一時的に国王に預けなければならず願いが叶う時を待たなければならなかった。

ディズニー創立100周年記念作品という事。同時上映の短編『ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』(9分)でも100年の間の人気キャラクター(『ダイナソー』の恐竜も出てた。人気が有るのかは分からないが)が多数出演していて100周年記念を盛り上げていた。
本作の方がメインという事になるのだろう。内容はディズニーの100年間にこだわっていて、それは常に希望や夢それらの願い(WISH)が叶えられる事が描かれる作品を作り続けてきた歴史であると。
その事を豪華絢爛に賑々しく祝祭するのではなく、粛々と地味にお祝いする感じだった。
その印象になったのは画面の色合いが抑えた(くすんだ?)色調だったのが大きいと思う。少し奮発してドルビーシネマで観たので上映システムによるものではないはず。
背景がいわゆるCGアニメの背景ではなく手描きアニメ風の背景である事も一因になっているのかもしれないが手描きアニメ風の背景はとても良かった。ただ、背景の色合いも地味だった。
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シネマ★シネマ★シネマ 1998年 17 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"THE BIG HIT" 『ビッグ・ヒット』
監督 : カーク・ウォン
製作総指揮 : ジョン・ウー
出演 : マーク・ウォールバーグ、ルー・ダイアモンド・フィリップス、チャイナ・チャウ、クリスティナ・アップルゲイト、エリオット・グルード

"SLIDING DOORS" 『スライディング・ドア』
監督・脚本・出演 : ピーター・ハウイット
製作 : シドニー・ポラック
出演 : グウィネス・パルトロー、ジョン・ハナー、ジョン・リンチ、ジーン・トリプルホーン

"MY GIANT" 『マイ・ジャイアント』


全米興行成績トップ10
"MAJOR LEAGUE: BACK TO MINORS" 『メジャーリーグ3』

"PAULIE" 『ポーリー』

"THE OBJECT OF MY AFFECTION" 『私の愛情の対象』

の3本が初登場。


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きょうのポストカード(デーヴ) [映画のポストカード]

本日深夜のテレビ東京新春ロードショーはデーヴとナッシング・トゥ・ルーズの2本立て
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2023年ベスト40 [映画]

1月
『千年女優 〈4Kデジタルリマスター版〉』 (2001年)
『ほの蒼き瞳』
『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア版』(1988年)

2月
『バイオレント・ナイト』
『FALL/フォール』
『コンパートメントNo.6』
『恋はデジャブ』 (1993年)

3月
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
『クラッシャージョウ』 (1983年)
『シン・仮面ライダー』
『マッシブ・タレント』

4月
『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』
『生きる LIVING』
『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』 (1993年)
『AIR/エア』

5月
『映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』 (1995年)

6月
『雄獅少年/ライオン少年』
『キャッツ・ドント・ダンス』 (1996年)
『映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』 (1994年)
『リバー、流れないでよ』


7月

『君たちはどう生きるか』

『ノーカントリー』(2007年)


8月

『シャーク・ド・フランス』


9月

『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』(1967年)

『ザ・コミットメンツ』(1991年)

『ヒンターラント』

『PERFECT BLUE パーフェクト ブルー 〈4Kリマスター版〉』(1998年)

『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』

『バーナデット ママは行方不明』


10月

『ビッグ ウェンズデー』(1978年)

『ハント』

『ロスト・キング 500年越しの運命』

『北極百貨店のコンシェルジュさん』

『ガープの世界』(1982年)


11月

『SISU/シス 不死身の男』

『スラムドッグス』

『ロスト・フライト』


12月

『バーブ&スター ヴェスタ・デル・マーレへ行く』

『ヘル・レイザー〈4K〉』(1987年)

『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』


上半期下半期ともに20本だった。
来年以降はどうするか決めていないが今年はシリーズモノを観ないようにしたら(「映画クレヨンしんちゃん」を除く。『パウ・パトロール』もシリーズモノだったが)大好きなハリウッド大作映画の本数が減ってしまった。その内シリーズをまとめて観る機会が有った時の楽しみにはなるのかもしれない。シリーズモノを観ない事にした原因の一つのアメコミヒーローモノはもう観ないかも。
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『ファースト・カウ』『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』『ナポレオン』 [映画]

『ファースト・カウ』を観た。2019年、アメリカ、2時間2分。
開拓時代のアメリカではヨーロッパで高値で取引されるビーバーなどの毛皮が乱獲されていた。
オレゴンの森林で動物を狩るハンター集団の料理人として同行しているクッキーは中国人のキング・ルーと知り合い意気投合する。二人はお互いに一攫千金を狙っていたがクッキーの料理人としての腕前とキング・ルーの商売人としての才覚と一頭の牝牛によって一攫千金の夢に近付く。

ケリー・ライカート監督が今世界的に注目を集めているという事。
1994年に監督デビューされていて本作が7作目だけど勉強不足で全然知らなかった。インディ映画として発表されていて本作が日本での初めての劇場公開。何かの場で特集上映はされていたみたい。
男二人の友情が描かれる。これまでの作風は分からないが主要な人物としての女性は登場しない。今の風潮として主役二人のどちらかが女性になっていたり二人とも女性だったりするかもしれないのでちょっと前なら当たり前だった作品が珍しい作品に思えてくる。

その土地では貴重品であった牛乳が二人の人生を大きく変える事になるが利益が出た時点でちゃんとお金を出して購入すればいいのにと思いながら観ていたけど、きっと売り物ではなかったのだろう。
「牛 一頭 牛乳」で検索すると一番乳量の多いホルスタイン種で1日に20㍑から30㍑だとか。ホルスタインではなかったのでそれよりも少ないのかもしれないが売って欲しいと頼めば高値ではあるだろうけど売ってもらえたのかもしれない。でも商売が繁盛すればそれだけ値段を釣り上げられたのかもしれない。
牛じゃなくてヤギの方が量的にはより貴重なのかもしれないが飲んだ事は無いがヤギの乳は牛乳とは違った味がするらしい。その地では牛の存在自体が珍しいので(ヤギはどこにでもいそう)本作の物語の中では牛の方が都合がいいのだろう。牛とも仲良くなるし。



『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』を観た。2023年、アメリカ、1時間34分。
アドベンチャーシティで起こる災害から市民を守るパウ・パトロール。科学者ヴィクトリアはマイティ座流星群の中から特別な力を持った流星を地球に引き寄せマイティパワーを手に入れようとするがマイティパワーはパウ・パトロールの子犬たちの元へ。諦めきれないヴィクトリアはライバール市長と手を組んでマイティパワーの略奪を目論む。

カナダ、アメリカでは2013年から始まり現在シーズン10まで続いているテレビシリーズアニメ。日本ではシーズン5まで放送されていてチビッ子たちに大人気らしい。ウィキペディアで放映リストを見るとシーズン4からリピート放送の割合が多くなっている。
その長編劇場版の2作目である本作からいきなり観たが特に問題は無かったように思える。何故パウ・パトロールには子供と子犬しかいないのか?なぜ犬が人間の言葉を喋れるのか?などの疑問は解決しないけど恐らく「そういうもの」で全てが成り立っているんだろうと思う。『クレヨンしんちゃん』だってしんちゃんが色々なコスプレをするがあの着ぐるみとかは誰がどうやって用意しているのか?という疑問は常々持っているけどそれも「そういうもの」と理解している。
シリーズモノならではの小ネタはもちろん当然分からない。
でも、とにかく可愛いとカッコいいが詰まっていて楽しい映画だった。メカニックデザインが素晴らしい。
ビジュアル面では劇場版だから大分ゴージャスになっているのかもしれない。キャストの面でも恐らくゲストに豪華なキャスティングがされているのかも。日本では吹替えでの上映のみだったけど最後のクレジットであのキャラクターはあの人だったのかと思えるキャスティングもあった。



『ナポレオン』を観た。2023年、アメリカ=イギリス、2時間38分。
18世紀末のフランス革命の混乱から頭角を現した軍人ナポレオン・ボナパルト。ヨーロッパ諸国との戦いで勝利を続け英雄と祭り上げられ政治の世界でも多大な影響力を持ち皇帝ナポレオン1世となる。

リドリー・スコット監督がナポレオンの半生を描く。
その名前は知っていても何をした人物なのか詳しくは知らなかった。知っている事と言えばナポレオンが言ったとされる「我が辞書に"不可能"という文字は無い」。本作にはそれは出てこなかった気がする。
後は旧『バス男』、現『ナポレオン・ダイナマイト』の主人公の名前がタイトルにもなっているナポレオン。
最近はナポレオンの事が描かれる映画がほとんど無いと思う。多分昔は有ったと思うが今まで観てこなかったのもナポレオンが何をしたのか知らない理由にはなっている。学校の授業でも名前は多分出てきたはずだけど詳しくは教わらなかったと思う。
本作で何をした人なのかは少しは分かった気がするが何をしたかった人なのかはよく分からなかった。世界征服ではないのだろうと思う。当時のヨーロッパ事情として領地の奪い合いで各国が戦い合ったり同盟を結んだりしていて、そこで主に戦場で名を馳せ英雄として持ち上げられるがやがて落とされる。一旦持ち上げといて落とされるといった事においてはマリー・アントワネットもそうだろうしジャンヌ・ダルクも一緒なのではないかと思う。時代の流れに翻弄されながら歴史に名を残したといった所か。

当時の戦争での戦い方、それが第一次大戦まで続くのだろうけど双方が直接的にどれだけの人命を落とせるかにかかっていてえげつない。言わば大掛かりな肉弾戦。
当時の支配階級、被支配階級の関係性が戦場では如実に現れて最前線に立たされる被支配階級の命は使い捨てであってその使い捨ての命をどれだけ無慈悲に戦闘に注ぎ込めるかによっても勝敗が決まる。
そこら辺はポーカーに似ている様にも思える。ポーカーは結局チップを多く持っている方が有利とされていてチップの掛け方によっても勝敗が決まってしまうと聞かされている。
戦争の話では勝ったとしても疲弊が激しくそこを別の国に突かれるという事も有ったりするのだろう。大陸で国が繋がっているとそういう所も大変だなと思う。
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ドラえもんだらけのボックスティッシュカバー

フェリシモで購入。https://www.felissimo.co.jp/kraso/723966.html?vf=07
ベレー帽の様にかぶってみた。
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ドラゴンボールのこれも欲しい。
https://www.felissimo.co.jp/kraso/731059.html?vf=07
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『ヘル・レイザー〈4K〉』『マエストロ:その音楽と愛と』 [映画]

『ヘル・レイザー〈4K〉』を観た。1987年、イギリス、1時間35分。
究極の快楽を得るため男が手に入れたボックス。しかし快楽を得るのにはその代償も受けなければならなかった。

シネマート新宿にて。2Kでの上映。
4Kで上映されている所は有るのか分からない。

『ヘル・レイザー』と言えばのピンヘッドの存在だけは知っていたが怖いのでこれまで観れず今回が初見。シリーズ化されるが1作目だけに・(中黒)が入って2作目以降は『ヘルレイザー』になるのだとか。ウィキペディアより。
とにかくビジュアルの完成度がとんでもなく高かった。1980年代のまだCGが本格的に登場する以前での最高到達点ではないかと思った。
それだけのビジュアル、恐らく出来上がるまでに労力も時間も相当に掛かっているのだろうけど映画の中で映し出されるのはじっくりと鑑賞出来るほどの長い時間ではなくて、ここまで作り込んだからじっくり見て欲しいと長い時間映したら映画としてのテンポが悪くなるかもしれない。テンポを最優先させて一瞬だけしか映さず、その一瞬だけでも完成度の低いものが映し出されたらここぞとばかりにやいのやいのと言われたり。映画は贅沢な芸術、娯楽である事を思い知らなければならないと思った。
ジャッキーの映画でここぞのアクションシーンで別テイクやアングルの違うカットを繰り返し見せる(『プロジェクトA』の時計塔からの落下や『ポリス・ストーリー』のデパートでの落下など)のを確かスチャダラパーのどなたかが「ジャッキー・エフェクト」と命名していたが、恐らくその編集はジャッキー自らがやっていて、それはサービス精神も有るのだろうけどそんな命懸けのアクションをわずか数秒で終わらせるのは忍びない、せめてあと数秒だけでも見て欲しいという想いからなのではないだろうか。それにより「ジャッキー・エフェクト」と呼ばれるような印象的なアクションシーンになったとも言える。
その手法は日本ではバラエティ番組での罰ゲームやドッキリ企画に受け継がれているのではないだろうか。

話の内容は難しくは無いのだけど分かったような分からなかったような。キリスト教的な側面が有るのだろうなとは思うがあまり詳しい説明がされないのが原因かもしれない。そこが謎めいていて幻想的ではあるのだけど。



『マエストロ:その音楽と愛と』を観た。2023年、アメリカ、2時間11分。
アメリカを代表する音楽家レナード・バーンスタイン。名声を得てからの妻フェリシア・モンテアレグラと歩んだ人生を描く。

音楽のジャンルに関わらず名を成した音楽家というの平穏で平坦な人生では無いのだなと思って、やっぱりそういう映画になってしまうのかとも思った。
それは全ての芸術家に言えるのか。平穏な人生を望むようでは芸術家には向いていないのかもしれない。波乱の人生だからドラマチックな映画にもなるのだろうし。
「芸のためなら女房も泣かすそれがどうした文句があるか」「酒や酒や、酒買うてこい」のド演歌『浪花恋しぐれ』のモデルになった上方落語の初代桂春団治もまた然りで。


これまでレナード・バーンスタインについてはミュージカル映画『ウェスト・サイド物語』の音楽を担当していた事くらいしか知らなかった。
アメリカを代表する偉大な音楽家という事だけどその偉大さは本作を観てもあまりピンと来ない。『ウェスト・サイド物語』の事にもほんの少ししか触れられない。



『リドル・オブ・ファイヤー』で寝た。

ヒューマントラストシネマ渋谷 "カンヌ監督週間 in Tokio"にて。

近頃は観たいと思える映画が映画館であまり上映されずやっと観たいと思えるのが上映されたら居眠りしてしまうという。観る映画が減る中でも順調に居眠り映画を増やしていくスタイル。

早い段階で寝たのであまり長い時間ではないけど観ていた間での印象はウェス・アンダーソン監督作品の様な、北欧の子供が主役の映画の様なでカンヌに選ばれる作品な感じだった。

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メガネメガネ



このタイプのボックスを使っていて何故か入れた覚えのない眼鏡ケースが2段目の引き出しの中に入っている事が2度も有った。無くて焦ったけど「メガネメガネ」と横山やっさんの様には探していない。
誰がそこに入れたのか?謎の侵入者?記憶障害?時空の歪み?
ではなく
背板も側板も無いので上から1段目の引き出しを開けた時に2段目の引き出しとの隙間が出来てその時に眼鏡ケースが落っこちた。と気付いた瞬間脳内に流れたのは何故か『名探偵コナン』のテーマ曲だった。『名探偵コナン』観た事無いのに。『古畑任三郎』の方が自分としても納得がいくがコナン君の劇場版の予告は映画館で見ているのでそれで耳に残っていて、そして最近は主にアニソンを聴いているからなのかもしれない。










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