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ヒットマン エージェント:ジュン、AK47 最強の銃誕生の秘密 [映画]

ヒットマン エージェント:ジュンを観た。
子供の頃からの夢だったプロの漫画家になったものの連載作品の評価は最悪で迷惑かけっぱなしの妻と娘に顔向け出来ない男。禁断を破り自分の過去に基づいた作品を発表するとたちまち人気が出るが男の過去は国家の秘密に触れるものだった。

クォン・サンウ主演のアクションコメディ。背が高くて筋肉質でとスタイルがいいのでアクションの見栄えもいい。
話はもうちょっとシリアスな感じなのかなあと思っていたがほぼコメディだった。アットホームなコメディだけど人は結構死ぬのはどうなのかと思ってしまう所。

韓国情報局の局長(?)の人がほぼ怒鳴っていた。怒鳴っていない時は相手のすねを蹴りながら恫喝していた。怒鳴ってなくて恫喝してない時の実戦ではあんまり役に立たなかった。なんか半沢直樹に出てくるっぽいキャラクターだと思ったけど半沢直樹ほぼ全く知らないんだった。

主人公の漫画の連載はスマホ向け。スマホ向け漫画を読んだ事が無いのでスクロールして読み進めていくという事を知った。ページ毎のコマ割りを読み進めていく従来の漫画とは全然別物の様。日本最古の漫画と言われる鳥獣戯画は巻物で描かれていて巻物も横スクロールで読んでいくわけだから原始に戻ったとも言えるのだろうか。
スマホ向けで描かれたのを紙のコミックスで出版するとなった時(スマホ向けの漫画を紙で出版する事が有るのか分かっていない。よく電車のドアのガラス窓に広告が貼られているのを目にする)はどうするんだろう?



AK47 最強の銃誕生の秘密を観た。
ソ連軍軍人のミハイル・カラシニコフ軍曹は自動小銃の弾詰まりの現場を体験した事で自ら新しい銃の開発を試みる。

シネマート新宿、のむコレ2020にて。

今まで観た事の無い銃火器開発の物語。銃火器が何かしらの題材となっている映画と言うと最近ではウィンチェスターの未亡人が自宅を無限増改築していくホラー映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』だろうか。
様々なジャンルの映画で重要な役割を担ってきた銃火器だけれどもここまで丸々一本の映画で語られた事は有ったのか無かったのか。それは分からないが珍しい事には違いない。
殺人兵器としての銃。使用目的としてはほぼそれしかないけどもその良し悪しはひとまず置いといて、本作はものづくりの映画として、滅多に知る事の出来ない銃火器の開発の物語として興味深く観れた。残念なのはその開発の工程は詳しくは描かれない。あんまり詳しく見せて手先の器用な人に真似して作られてもよろしくない。という配慮が有ったのかもしれない。
モンスターエンジンの西森さんなら多分作れてしまう。作れてしまうが作ってしまって見つかってしまったらとっ捕まってしまう。



西森さんの愛車はハチロク。頭文字Dは香港の実写映画版だけは観た事が有る。

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