SSブログ

シン・ゴジラ [サ行の映画]


シン・ゴジラ音楽集

『シン・ゴジラ』
(2016・日本・2h00)
総監督・脚本 : 庵野秀明  監督・特技監督 : 樋口真嗣
出演 : 長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、大杉漣、余貴美子、柄本明、高良健吾、市川実日子







日本にゴジラが現れる。日本の都市機能を破壊するゴジラに日本政府はなす術が無く、アメリカによる核攻撃が最後の手段になろうとしていた。



官僚目線ゴジラ。小難しくて分かった様な分からなかった様な。

スペクタクルなシーンは思っていた以上に迫力が有った。最初の方の形態のゴジラが気色悪くて怖かった。

最後の作戦が個人的には盛り上がらなかった。
あれゴジラが仰向けに倒れなかったらどうすんの? とか、口閉じてたら? とか、ビルの瓦礫で車輌が通れなかったら? とか細かい所が気になってしまった。
それらの課題は当然想定済みの頭のいい人たちが計算し尽くした綿密な作戦で、それを計算された通りにきっちりと仕事をこなしたのだろうとも思えるが、それならそういう所を綿密に描いた方が勤勉日本人万歳で良かったんじゃないかと思うんだけど。



『エヴァンゲリオン』『踊る大捜査線』で使われて、本作では4、5回、その都度アレンジを変えて使われている曲。流れる度に大丈夫なのかなあとちょっと心配になる。
もう著作権切れてるんだろうか。



ウィキペディアでこちらにも影響を与えているという事で聴いてみて、なるほどそうだなあと思った。そう言われなきゃ多分気付かない。

コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

シング・ストリート 未来へのうた [サ行の映画]


Sing Street

『シング・ストリート 未来へのうた』
"SING STREET" (2015・アイルランド=イギリス=アメリカ・1h46)
製作・監督・原案・脚本 : ジョン・カーニー
出演 : フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボーイントン、ジャック・レイナー、マーク・マッケンナ、ドン・ウィチャリー





1985年のアイルランド、ダブリン。家庭や学校での事に悩みを抱える14歳の少年は一目惚れした年上の女性とお近付きになるためバンドを結成する事にした。



『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』に続くジョン・カーニー監督の音楽映画。
本作では1980年代の音楽が随所に流れる。当然洋楽。楽曲だけでなく洋楽ネタも話に織り込まれるがそこら辺の事はよく分からず。
でも、楽曲に関しては恐らく名曲の中から選ばれた名曲がチョイスされているのだろうと思われ、いい楽曲である事は分かった。
本作のオリジナルの楽曲もその当時っぽいものになっているのだろうと思う。14,5歳の少年たちが作ったにしては完成度が高過ぎる気もしたが。



若者たちが歩んでいく人生には色んな困難が有るだろうけど、特にダブリンという土地柄上かなり荒っぽい。でもそれに逃げずに立ち向かっていけば前途は洋々、明るい未来が待っている。と、真っ直ぐで前向きな青春応援映画。それが良かったけど、ちょっと照れ臭かったり。
そこを恥ずかしがってたら青春映画は作れないんだろう。



学校の体育館(講堂?)でのミュージックビデオ撮影で、そのミュージックビデオの中だけはみんな幸せでハッピーだけど、それは現実の裏返しであるというのが物悲しくていいシーンだった。

2:14で手前のお姉さんがトチってる。
3:32にウサギ!



バンドメンバーのウサギ好きのエイモンがいい奴だった。初登場の時は偏屈な変わり者なのかと思ったけど思った以上に友達思い。
主人公のお兄ちゃんも思った以上に弟思いでいい奴。

キーボードの子が最初は片方1本ずつの指での演奏だったのがいつの間にか上手くなってちゃんと両手で演奏出来るようになっているのが良かった。

主人公のお母さん役は『ザ・コミットメンツ』に出ていたマリア・ドイル・ケネディ。



休館前のシネクイントの最後のロードショー作品。今後は未定。
http://www.cinequinto.com/top.php
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

死霊館 エンフィールド事件 [サ行の映画]



『死霊館 エンフィールド事件』
"THE CONJURING 2" (2016・アメリカ・2h14)
製作・監督・原案・脚本 : ジェームズ・ワン
出演 : ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランシス・オコナー、マディソン・ウルフ、サイモン・マクバーニー、サイモン・デラニー



悪霊事件を解決した事で有名になった夫妻はバッシングを受け活動を控える事にしたが、教会からの依頼によってイギリスで起きている心霊現象を調査する事になった。



ネタバレ有。



『死霊館』とは時系列では直近であるようだけど、内容にはそんなに深くは関係していない。
心霊現象を調査する夫婦。家族愛、夫婦愛が描かれるドラマティック・ホラーという所が共通。

『死霊館』よりも更にドラマティック・ホラーだった。ホラー映画はそんなに得意ではないが、怖いから。ジェームズ・ワン監督の本シリーズや『インシディアス』シリーズはドラマ性を重要視しているようでそれほど怖くは無い。そこがホラーを得意とする人には生ぬるいのかもしれないけど。
本作でも犠牲者の人数は少なかった。今回の調査の件については犠牲者無し。別件で4、5人。



被害者一家のお向かいさんがめちゃくちゃいい人だった。あんなに訳の分からない事に巻き込まれても最後まで親身になってくれる。めちゃくちゃいい人。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

シークレット・アイズ [サ行の映画]


ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA シークレット・アイズ 光沢プリント

『シークレット・アイズ』
"SECRET IN THEIR EYES" (2015・アメリカ・1h51)
監督・脚本 : ビリー・レイ
出演 : キウェテル・イジョフォー、ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツ、ディーン・ノリス、ジョー・コール、マイケル・ケリー、アルフレッド・モリナ








13年前に起きた一人の女性の殺人事件。当時FBIに所属していた男は辞職してからもその犯人を追い続け、ついにその手掛かりを見付け犯人逮捕へと行動を起こす。



2009年のアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』のリイマジネーション版。『瞳の奥の秘密』は強く印象に残っている所も有るが、内容はあまり覚えていなくて。
本作では2002年のアメリカで起きた事件が発端となっていて、そうなると2001年のニューヨークのテロも内容に絡んできて、そういう所がリイマジネーションなんではないか。
本作を観て『瞳の奥の秘密』ってこういう内容だったんだと改めて理解出来た気がしたが、どうやら結末もリイマジネーションされているらしく、そうなると理解出来た気がしたのも間違って理解した気になっているのかもしれない。



『瞳の奥の秘密』で強く印象に残ったのは、サッカースタジアム上空の空撮からスタジアム内での追跡劇をワンカットで見せ切ったシーン。
本作でもそのシーンが有るかと期待していて。本作ではアメリカ、ロサンゼルスという事で野球場、ドジャーススタジアム。スタジアム上空から客席に降り立つまではワンカット。
もしかして本当にやるのか? とワクワクしていたら追跡劇はカットを割っていた。残念。
再現するのは難しかったのか。それともやろうと思えば出来たけど、『瞳の奥の秘密』に敬意を表してあえてやらなかったのか。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

好きにならずにいられない [サ行の映画]



『好きにならずにいられない』
"FUSI" (2015・アイスランド=デンマーク・1h34)
監督・脚本 : ダーグル・カウリ
出演 : グンナル・ヨンソン、リムル・クリスチャンスドウティル



フーシはアイスランドに住む43歳独身の男。愛する女性に出逢いそれまでのフーシには有り得なかった行動を起こす。



フーシは巨漢であるが手先が器用だったり、優ししいけれどそれをひけらかさず、趣味はマニアックであるが好人物。しかし、シャイ・ボーイであるがためにその良さが理解されなかったり、時には誤解されてしまう。観てるこちらもつらい。
そんなフーシが43歳にしてシャイ・ボーイから卒業。それはフーシにとってはつらい経験でもあったけれどシャイ・ガイとなりこれからの人生はきっと明るい。そう思わせるのはフーシがいい奴だったから。そして映画が良かったからだろう。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

サウスポー [サ行の映画]


SOUTHPAW - Jake Gyllenhaal - US Imported Movie Wall Poster Print - 30CM X 43CM by Import Posters [並行輸入品]

『サウスポー』
"SOUTHPAW" (2015・アメリカ=香港・2h04)
製作・監督 : アントワン・フークア
出演 : ジェイク・ギレンホール、レイチェル・マクアダムス、ウーナ・ローレンス、フォレスト・ウィティカー、カーティス・"50 Cent"・ジャクソン、ナオミ・ハリス








ファイタータイプの無敗のボクシング世界王者は何度も逆転で勝利をものにしてきた。しかし私生活で起きた事件で全てをどん底に突き落とされる。どん底から這い上がるため男はボクシングスタイルを含め全てを変える決意をする。



ボクシング映画の良作。家族のドラマも感動を促す。主人公の娘役ウーナ・ローレンスが既に演技派女優の風格を漂わせていた。しかし、やはりボクシング映画はボクシングシーンが盛り上がってこそなんぼではないかと思う。その点で良かった。

日本漫画では主人公が必殺技を会得して勝利に近付く。といった所がボクシングに限らずスポーツ漫画全般の古くからの習わしみたいになっているが(最近の漫画事情に疎いので現在はどうなっているのか分からない)、ハリウッド映画でそういうのはほとんど見られなかったと思う。
火事場の馬鹿力(火事場のクソ力はキン肉マンのある意味必殺技)的に追い詰められる事によって力を発揮して逆転勝利するパターンが多いんではないかと思う。それはファイタータイプだった頃の主人公の戦い方そのもの。
その戦い方はボクシングにあってはかなりの危険を伴うもので、それを否定というか避けると映画として盛り上げるのには必殺技が必要になってくるのではないか。
まあ必殺技と言ってもそんな荒唐無稽な類のものではないし。これ以降必殺技ブームが来たりして。
必殺技の見せ方はイマイチ甘いかなあと思う。ケレン味が足りないというか。必殺技に慣れてないからなのかも。



池袋シネマ・ロサにて。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 [サ行の映画]



『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』
"DE SURPRISE" (2015・オランダ・1h45)
製作・監督・原案・脚本 : マイク・ファン・ディム
出演 : イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ、ジョルジナ・フェルバーン、ヤン・デクレール、ヘンリー・グッドマン



幼少期の出来事以降生きる気力を失った若き富豪。ただ一人の肉親である母親が亡くなり自殺の計画を始めるが素敵な女性と出会う。その女性もまた死ぬ事を望んでいた。



ブラックかつロマンチックなコメディ。その両立が難しい所ではないかと思う。どちらかに寄せればどちらかが物足りなくなる。
素敵なサプライズとはあの事を指しているんだろうと思うが、そこはブラックかつロマンチックが上手くいった所だと思う。サプライズとしてもすっかり騙されてしまった。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

スノーホワイト/氷の王国 [サ行の映画]


ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターンE スノーホワイト 氷の王国 光沢プリント

『スノーホワイト/氷の王国』
"THE HUNTSMAN WINTER'S WAR" (2016・アメリカ・1h54)
監督 : セドリック・ニコラス=トロイアン
出演 : クリス・ヘムズワース、ジェシカ・チャステイン、エミリー・ブラント、ニック・フロスト、ロブ・ブライドン、シェリダン・スミス、アレクサンドラ・ローチ、シャーリーズ・セロン







氷の女王のため命を懸け戦う軍団ハンツマン。愛する人のため軍団を抜けた男が恐ろしい力を持つ魔法の鏡の魔力を封じるためかつて仕えていた氷の女王と相対する事になる。



前作『スノーホワイト』の事はあまり覚えていない。本作では白雪姫クリステン・スチュワートがプライベートの一身上の都合によりいなくなっているが、そんなのはお構いなしに話は進む。

現代のハリウッドを代表する女優、シャーリーズ・セロン、エミリー・ブラント、ジェシカ・チャステインの3人が揃った作品で、せっかく揃ったのにそれが生かし切れてるとは言えないと思う。
一応クリス・ヘムズワースが主役という事で、それによって男の主役の周りを彩る美女たち。ぐらいの扱いになっているような。贅沢と言えばものすごく贅沢。
これが前作と同じ白雪姫が主役だったらどうだったのだろう。3人が揃う事は無く、元より全然違う話になっていた可能性の方が高いか。
仮に白雪姫が主役でかつ3人が揃ったとしたら、美女たちがお飾りだけで終わらなかったのかも。

しかし、ハンツマン2人とドワーフ4人の珍チームの珍道中が面白かったりするし、このシリーズはあくまで冒険活劇ファンタジーであって。そんな深刻な演技合戦を期待する様な作品ではなく、ご当人たちもそこら辺を割り切っての出演なのだろう。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

山河ノスタルジア [サ行の映画]



『山河ノスタルジア』
"山河故人” (2015・中国=日本=フランス・2h05)
監督・脚本 : ジャ・ジャンクー
出演 : チャオ・タオ、チャン・イー、リャン・チントン、ドン・ズージェン、シルヴィア・チャン



1999年、中国、炭鉱の町。二人の青年の間で女性の心は揺れていた。2014年、3人はそれぞれ別の道を歩み、2025年、女性の息子は大学生となり人生に悩んでいた。



四分の一世紀に及ぶヒューマンドラマ。登場人物は何か歴史に残るような偉業を成し遂げるわけでもないごく普通の市井の人々。
有名、著名人でなくても生きてればそれなりのドラマは皆それぞれにあって。それは今まで地球上に存在した全人類、何十億何百億人の数だけのドラマが有るという事で、一人一人の人生のドラマはか細いものであるけど、何百億も集まれば大河となって。その大河の流れは未来に向かってこれからも止まる事は無く。10年後も20年後も普遍的な悩みに向き合いながらこれからも人間一人一人のそれぞれのドラマが織り成されてゆくのではないでしょうか。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

心霊ドクターと消された記憶 [サ行の映画]


ポスター/スチール 写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA 心霊ドクターと消された記憶 光沢プリント

『心霊ドクターと消された記憶』
"BACKTRACK" (2015・オーストラリア・1h30)
製作・監督・脚本 : マイケル・ペトローニ
出演 : エイドリアン・ブロディ、ロビン・マクリーヴィー、サム・ニール、ジョージ・シェヴソフ









精神分析医の男の前に現れた不思議な少女。少女は男にメッセージを残し、男はそれに導かれ自身の過去の記憶と向き合う。



ネタバレ有。



実はあなたも死んでるんですよ。いわゆる『シックス・センス』的なオチなのかなあと大体の予想を付けながら観ていると予想とは違う方向へ話は向かう。
大まかな所では予想外の展開はサスペンス映画として面白い。
細かい所では主人公と死者たちのやり取りはどの様に行われていたのか。他人から見たら主人公は見えない誰かと会話していたという事なのか。実際はどうだったのかを見せて欲しかった。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

すれ違いのダイアリーズ [サ行の映画]



『すれ違いのダイアリーズ』
(2014・タイ・1h50)
監督 : ニティワット・タラトーン
出演 : スクリット・ウィセートケーオ、チャーマーン・ブンヤサック



山奥の湖に浮かぶ水上小学校に赴任してきた青年。教室に残されていた前任者の女性教師の日記を読み、会った事のない女性に恋をする。



タイ映画と言えば泥臭い、垢抜けてないというイメージで、それが逆に良かったりもするわけだけど。この映画もきっとそういう感じなんだろうなあと思っていたが、意外と言っては失礼だが泥臭くない。むしろ洗練されている。田舎が舞台なので都会的なこじゃれた洗練ではないけれど、都会的では無い分瑞々しいというか。
恋愛映画なので向いてはいなかったけど、タイ映画のイメージが変わる作品だった。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

シンドバッド [サ行の映画]



『シンドバッド』
(2016・日本・1h54)
監督 : 宮下新平
声の出演 : 村中知、田辺桃子、永澤菜教、鹿賀丈史、宮澤正、石田彰、青山穣、薬師丸ひろ子



魔法族の魔法と科学を合わせ強大な力を得ようとする悪者の企みを阻止するため、魔法族の少女はある場所を目指す。



ネタバレ有。



日本アニメーション40周年記念作品。第1部『シンドバッド 空飛ぶ姫と秘密の島』、第2部『シンドバッド 魔法のランプと動く島』のダイジェストと新作完結編で構成。ダイジェストと言っても結構長めのダイジェストだったような気がする。

1部2部にはハリー・ポッター的なサブタイトルが有るのに3部完結編には無いっていうのがなんか新鮮。この3部の1本で長編映画として成立しているという所でズバリ主人公の名前だけをタイトルにしたという事なのか。

1部2部で声の出演をしていた落合福嗣氏は新作部分では出演無し。



記念作品であるからしてめでたしめでたしの物語だろうと単純に思っていたら、今はお互い進む道の違う二人で、それは別れではなく別々の新たな航海の始まり、いつかまた出会う時もあるだろう。みたいな感じの爽やかさが意外で良かった。
日本アニメーション的には『あらいぐまラスカル』を想像させなくもない。ラスカルはもっと苦いか。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

ズートピア [サ行の映画]


ズートピア (ディズニーゴールド絵本)

『ズートピア』
"ZOOTOPIA" (2016・アメリカ・1h48)
監督 : バイロン・ハワード/リッチ・ムーア  共同監督 : ジャレッド・ブッシュ
声の出演 : ジニファー・グッドウィン、ジェイソン・ベイトマン、ジェニー・スレイト、イドリス・エルバ、J・K・シモンズ、ネイト・トレンス







動物たちが進化し肉食動物、草食動物が共存できる世界。警察官になる夢を叶えたウサギの女の子が肉食動物失踪事件を追う中で、突如肉食動物の凶暴化が起こり社会を混乱させる。



面白かった。短編は無し。
ディズニー初(?)の全裸シーン有り。脱ぎまくり、見せまくりで凄かった。一糸纏わぬ男女があられもない姿を堂々と見せる。こんなディズニー今まで見た事ない。



多種多様な動物たちが共存する。確かに動物たちの理想郷ズートピアだなあと思うが、そこに人間の姿だけが無いのは何かの皮肉でもあるのだろうと思う。



ウサギの女の子ジュディが可愛かった。頑張る姿が健気。
手塚先生の『W3(ワンダースリー)』のボッコに似ている。というのはあんまり言わない方がいいんだろう。ウサギを擬人化すれば似たような感じになるという事で。
ボッコも全裸か。エロいな手塚先生。
W3 3






コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

スキャナー 記憶のカケラをよむ男 [サ行の映画]


【早期購入特典あり】スキャナー 記憶のカケラをよむ男(B2ポスター付き) [DVD]

『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』
(2015・日本・1h49)
監督 : 金子修介
出演 : 野村萬斎、宮迫博之、杉咲花、木村文乃、ちすん、安田章大、風間杜夫、高畑淳子









物や場所に残された生き物の思念を読み取れる元お笑い芸人の男が元相方とともに失踪した女性の行方を追う。



原作無しのオリジナルストーリーの超能力サスペンスミステリー。日本ではなかなかこういう映画も作られづらいご時世だと思うけど頑張って作り続けてほしい。
作られ続けないと大傑作も生まれないわけだし。いつか大傑作が生まれた時にこの映画が有ったから。と思い返す日が来るかもしれない。忘れてるかもしれない。

『キャシャーン』が有って、『ガッチャマン』が有って、今度『ポリマー』が有るという事で。嫌な予感がするのは何故でしょう。
メカ形態には転身するのかな?

コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

スポットライト 世紀のスクープ [サ行の映画]


ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA スポットライト 世紀のスクープ 光沢プリント

『スポットライト 世紀のスクープ』
"SPOTLIGHT" (2015・アメリカ・2h08)
監督・脚本 : トム・マッカーシー
出演 : マイケル・キートン、マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムス、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、リーヴ・シュレイバー、ジョン・スラッテリー、スタンリー・トゥッチ、ビリー・クラダップ







カトリック教会の神父による未成年への性的虐待事件を追う事になったボストン・グローブ紙の新聞記者たち。粘り強い取材により真相が明らかになってゆくがそれを報道する事は教会の威厳を失墜させる事でもあった。



硬派な社会派作品で良かった。正義が日の目を見る、アメリカ、アメリカ映画の良心はまだ腐りきってはいなかった。

決して派手な作品ではなく。地道に取材を重ねて、壁にぶち当たりそれを乗り越えて、また壁にぶち当たる。それでも挫けずに正義を貫こうとする。
新聞、テレビがネットに駆逐されている現在においてはアナログ懐古趣味と言えなくもないのかもしれない。
だとしてもジャーナリズム精神が落ちぶれてはならないと。

未成年が被害者の事件で、その詳細を克明に描かれるのは観ていて辛過ぎるが、本作では記事を書く側にスポットを当てているので辛くは無かった。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画