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世界の果てまでヒャッハー! [サ行の映画]



『世界の果てまでヒャッハー!』
"BABYSITTING 2" (2015・フランス・1h33)
監督・脚本・出演 : フィリップ・ラショー  監督・脚本 : ニコラ・ブナム
出演 : アリス・ダヴィ、タレク・ブダリ、ジュリアン・アルッティ、ヴァンサン・ドゥサニャ、シャルロット・ガブリ、クリスチャン・クラヴィエ



婚約者の父親に会うためブラジルに来た男。それは婚約者、友人たちとのバカンスも兼ねていた。男は友人たち、婚約者の祖母と一緒に洞窟探検ツアーで行方不明になってしまうが何故か手掛かりとなるビデオカメラが発見される。そこに映された一部始終を検証する事となった。



面白かった。フランス版『ハングオーバー!』+POV映画なんではないかと思っていて、その二番煎じ的に美味しいとこだけ頂きな所に最初は気持ちが乗らなかったりもしたが次第にドタバタコメディとしてちゃんと面白い事が分かった。
コメディは二番煎じだろうが下ネタ多めだろうが面白ければなんでも有りという事で。



世界初の自撮り棒撮影映画という事でいいんだろうか。全編自撮り棒撮影では無いが。かなり揺れるので最後の方は車酔いっぽくなってちょっと気持ち悪くなった。



本作が続編だという事は原題に"2"とある事で気付いた。前作からのお約束ネタとかも有るんだろうけど1作目を知らなくてもほとんど問題は無かった。
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スター・トレック BEYOND [サ行の映画]


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『スター・トレック BEYOND』
"STAR TREK BEYOND" (2016・アメリカ・2h03)
製作・監督 : ジャスティン・リン  脚本・出演 : サイモン・ペッグ
出演 : クリス・パイン、ザカリー・クイント、カール・アーバン、ゾーイ・サルダナ、アントン・イェルチン、ジョン・チョー、ソフィア・ブテラ、イドリス・エルバ






救助活動が一転全滅の危機に晒されるエンタープライズ号。乗組員たちの力を合わせて反撃に出る。



音楽かけて敵を壊滅させるシーンをIMAXの大画面で観てみたかったのでIMAXの3Dで観た。

目当てのシーンを含めて全編においてIMAX3Dで観た意味は味わえなかった。3D効果はいつもの様に特に感じられず。
それでも目当てのシーンはやっぱり良かった。大画面、3Dだからという事ではなく映像が迫力が有って素晴らしかった。それよりも何より物語として劣勢な立場からの大逆転、そして最高潮に向かってゆく高揚感が気持ち良かった。



もしか『クラッシャージョウ』がハリウッドで実写化されるとして、本作レベルの映像のクオリティだったら最高だろうなあと妄想しながら観ていた。

アルフィンはエル・ファニングで。あの子なら酒癖の悪さもジェラシーもきっとチャーミングに演じてくれる。

話の内容はさっぱり分からないけどとにかく楽しそう。

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ソーセージ・パーティー [サ行の映画]



『ソーセージ・パーティー』
"SAUSAGE PARTY" (2016・アメリカ・1h29)
監督 : コンラッド・ヴァ―ノン/グレッグ・ティアナン  製作・原案・脚本・声の出演 : セス・ローゲン
声の出演 : クリステン・ウィグ、ジョナ・ヒル、エドワード・ノートン、サルマ・ハエック、ジェームズ・フランコ



スーパーマーケットに陳列されている各種商品たちは自分たちが買われ外の世界に出る事を願っていた。外の世界には天国が有ると信じている商品たちだったが外の世界から戻ってきた商品のある行動に衝撃が走る。



セス・ローゲン脚本によるCGアニメ。『トイ・ストーリー』の食料品、家庭用品版と思わせて(セス・ローゲンがそんなに品行方正な脚本を書くわけがないというのは知ってる人なら知っている事ではあるが)下ネタ、ドラッグネタそれに際どい人種ネタとセス・ローゲンらしい話。

世界平和へのカギはセックスとドラッグにあり、セックスとドラッグに人種や性別の壁は無いのだ。と、そういった主張はこれまで常に一貫している。

各種商品を人種で振り分けて特徴付ける所はよく考えられていて、全編お下品ではあるけど決しておバカな映画ではないと思う。
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スター・トレック BEYOND [サ行の映画]


Star Trek Beyond Poster - Characters (61cm x 91,5cm)

『スター・トレック BEYOND』
"STAR TREK BEYOND" (2016・アメリカ・2h03)
製作・監督 : ジャスティン・リン  脚本・出演 : サイモン・ペッグ
出演 : クリス・パイン、ザカリー・クイント、カール・アーバン、ゾーイ・サルダナ、アントン・イェルチン、ジョン・チョー、ソフィア・ブテラ、イドリス・エルバ






救助要請を受けたエンタープライズ号が現地に向かう途中何者かの襲撃を受ける。それによって多くの仲間とエンタープライズ号を失ったカーク艦長をはじめとする乗組員たちは襲撃者の企みを知りその阻止のため全力を尽くす。



『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督に交代したという事でSFは大丈夫なんだろうか。とちょっと不安だったけど面白かった。
『ワイルド・スピード』ももはやSFと言ってもいい感じになってきてるし。SFが合っているのかも。

大昔(現在からしたらちょっと昔)のヒット曲を超短波で流して敵を壊滅させるところがカッコ良くて面白くて気持ちよかった。どういう理屈なのかは理解出来てないけど。
ヒット曲の選曲にも何かしら意味が有ったりするのだろうか。
このシーンを見るためだけにIMAX3Dで観ようかとチラッと考えた。



日本ではあまりヒットしなかったようで残念。シリーズモノでSFでという事を考えれば日本ではちょっと難しいのかなあと思う。『スターウォーズ』の例外は有るけど。
『スターウォーズ』シリーズは一つの戦争のはじまりと終わり(終わるのか?)を延々としつこく描き続けているのに対して『スタートレック』シリーズは宇宙開拓、宇宙探検で起こる多種多様なエピソードがいわゆる読み切り形式で描かれる。
どちらもそれぞれの面白さが有るだろうけど、個人的には『スタートレック』派だなあと今になって気付いた。



2016年6月に事故で27歳の若さで亡くなったアントン・イェルチン。本作が遺作という事ではないみたい。これから公開される作品が何本か有る様。
本シリーズの主要キャストの一人であり、当然活躍するシーンも有って、その姿を見るのは複雑な気持ちだった。合掌。
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ザ・ギフト [サ行の映画]



『ザ・ギフト』
"THE GIFT" (2015・アメリカ・1h48)
製作・監督・脚本・出演 : ジョエル・エドガートン
出演 : ジェイソン・ベイトマン、レベッカ・ホール



シカゴからロサンゼルスに越してきた夫婦。故郷が近い夫は偶然高校の同級生と再会する。同級生は何かと親切にしてくれるが夫婦はその事に恐怖を感じ始める。



ちょっと退屈気味に話は進むが徐々に登場人物の本性が露わになっていく所は意表を突かれるし、結末の苦々しさはサスペンスとヒューマンドラマが見事に噛み合っていて、決して気持ちのいいものではないが映画としては上質な作品だった。

同級生のした事(実際にしたのかどうかは曖昧にされている)による結果は夫婦が望んでいた事でもあって。それがギフトであると。
http://chigai-allguide.com/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%A8%E3%82%AE%E3%83%95%E3%83%88/
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ジェーン [サ行の映画]


Jane Got a Gun [DVD] [Import]

『ジェーン』
"JANE GOT A GUN" (2016・アメリカ・1h38)
監督 : ギャビン・オコナー  製作・出演 : ナタリー・ポートマン  脚本・出演 : ジョエル・エドガートン
出演 : ユアン・マクレガー、ノア・エメリッヒ









無法者たちに命を狙われる夫婦。夫が瀕死の重傷を負い戦う決意を固めた妻は元恋人に助けを求めた。



ネタバレ有。



ナタリー・ポートマン主演西部劇。ナタリー・ポートマンが実は凄腕のガンマンで敵とバリバリ戦うのを予想していたが、主に戦うのは元恋人のジョエル・エドガートン。ジョエル・エドガートンもカッコ良かったのでそれはそれで良かった。

なぜ無法者に命を狙われ戦う事になったのか、元恋人とはなぜ別れる事になったのか。その理由は西部開拓時代に女性が置かれた厳しい実状にあり、しかしそんな時代だからこそ女性は強く生き抜いてきた。という事が描かれる西部劇だった。



敵を待ち構えて行う作戦の成功具合が凄かった。大成功。でもあれで戦意を失わなかった敵もまたあっぱれと言いたくなってしまう。



池袋シネマ・ロサにて。2016年最後にロサで観た映画。
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白い帽子の女 [サ行の映画]


By the Sea

『白い帽子の女』
"BY THE SEA" (2015・アメリカ・2h02)
製作・監督・脚本・出演 : アンジェリーナ・ジョリー・ピット  製作・出演 : ブラッド・ピット
出演 : メラニー・ロラン、メルヴィル・プポー、ニエル・アレストリュブ、リシャール・ボーランジェ








アメリカ人夫婦がフランスの海辺の町を訪れる。夫婦の間には微妙な空気が流れ、夫は修復を試みるが妻の状態は不安定だった。



妻が不安定なのは特に理由は無く、女性自身でさえ説明できない女性特有の得体のしれない何かがそうさせるのであって。男はその何かに翻弄され反発し、結局服従する。みたいな感じなのかなあと思って観ていた。
サラ・ポリー監督作だったら恐らくそうなるんではないかと思うが、アンジェリーナ・ジョリー・ピット監督の場合は彼女ならではと思える理由が有った。
理由がある方がすっきりはするけど何か小さくまとまってしまったような気もする。
でもブラッド・ピットがじわじわといたぶられる様はさすがドS(※)のアンジェリーナ・ジョリーだなあと思えて面白かった。
ブラッド・ピットはいたぶられてもカッコいいし。



フランス人夫婦の夫役はメルヴィル・プポーだった。名前だけは覚えてるんだけど顔がいつまで経っても覚えられない。



※勝手な想像。
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ジェイソン・ボーン [サ行の映画]


ポスター/スチール 写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターン2 ジェイソン・ボーン 光沢プリント

『ジェイソン・ボーン』
"JASON BOURNE" (2016・アメリカ・2h03)
製作・監督・脚本 : ポール・グリーングラス  製作・出演 : マット・デイモン
出演 : ジュリア・スタイルズ、アリシア・ヴィカンダー、トミー・リー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセル







ジェイソン・ボーンの過去の隠された秘密が明らかにされそうになった時CIAがジェイソン・ボーンの命を狙う。



ポール・グリーングラス監督になってからのシリーズ2作目以降のいつも通りの出来。アクションシーンは迫力が有り群衆シーンが相変わらず上手い。
ポール・グリーングラス監督ではなかった『ボーン・レガシー』で群衆シーンを真似しようとしたけどあまり上手くはいっていなかった。

逃げるジェイソン・ボーン、追うCIA。しかし結局CIAの方が追いつめられる。と、物語もいつも通りなので新鮮さは無い。
いつも通りでなくなったのは失われた記憶を取り戻すためではなく、過去の隠された秘密に迫っていく。
そしてジェイソン・ボーンのこれから、今までは過去の事に縛られていたけど未来はどうなるのか。これからシリーズが続くとしたらそこが焦点となっていくのでは。
どこかで『ボーン・レガシー』とも交錯して欲しい。



ジェイソン・ボーンは初代(?)であり、旧型でもあって。組織から離れて最新のテクノロジーからも離れているわけで。
本作ではまだジェイソン・ボーンの方が優っているけどそれはジェイソン・ボーン自身の能力による所が大きいのだろうと思う。
いつかはジェイソン・ボーンの知る事のないテクノロジーが投入されて窮地に立たされ、そして、その時『ボーン・レガシー』の人参上! と。
仮面ライダー?
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スーパーメンチ‐時代をプロデュースした男!‐ [サ行の映画]


Supermensch: The Legend of Shep Gordon [DVD] by Alice Cooper

『スーパーメンチ‐時代をプロデュースした男!‐』
"SUPERMENSCH: THE LEGEND OF SHEP GORDON" (2013・アメリカ・1h26)
監督・出演 : マイク・マイヤーズ
出演 : シェップ・ゴードン、アリス・クーパー、マイケル・ダグラス、シルヴェスター・スタローン、トム・アーノルド







芸能人のマネージャーとして活躍した男の業績を称えるドキュメンタリー。



マイク・マイヤーズ初監督作品という事だけで観た。
人として信頼出来、何より仕事面においてとても有能である。という事を全編に渡ってこれでもかというくらいに持ち上げ、そして豪快な生きっぷりの自慢話を聞かされる。
その仕事の内容に特に関心のない自分にとってはただのヨイショ映画にしか思えなかった。マイク・マイヤーズもお世話になった人物らしいが、マイク・マイヤーズらしくないこんなつまんないヨイショ映画を作るほどのお世話になったのだろう。
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神聖なる一族24人の娘たち [サ行の映画]



『神聖なる一族24人の娘たち』
"NEBESNYE ZHENY LUGOVYKH MARI" (2012・ロシア・1h46)
監督 : アレクセイ・フェドルチェンコ
出演 : ユリア・アウグ、ヤーナ・エシボウィッチ、ダリヤ・エカマソワ、オリガ・ドブリナ



ヨーロッパ・ロシアの中東部、マリ・エル共和国。独自の信仰、文化を持つマリ人の24人の女性たちそれぞれの物語。



24人の女性の24のエピソードのスケッチ集といった所。一応コメディでもあるんだろうと思うが、笑いのツボはあまり合わなかった。

マリ・エル共和国に伝わる説話なども取り入れられているため虚実はごちゃ混ぜの様。
実際の所はどうなのかは分からないけど、その人間模様はとても原初的で人間関係もストレートで生々しくもあり。
『怒り』と同じ日に観たけど、マリ・エル共和国には『怒り』の中の現代日本の様なドロドロとした怒りや悲しみは無いような気がした。当然同じ人間だから怒りや悲しみは有ってももっとさっぱりとした後腐れの無いあっけらかんとしたものなんだろうと思った。
そう思うと『怒り』を観た後の悪いどんよりとした気持ちがいくらかスッキリとして、同じ日に観て良かった。
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スーサイド・スクワッド [サ行の映画]


UK版ポスター スーサイドスクワッド Suicide Squad uk15 [並行輸入品]

『スーサイド・スクワッド』
"SUICIDE SQUAD" (2016・アメリカ・2h03)
監督・脚本 : デヴィッド・エアー
出演 : ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、ジャレッド・レトー、ヴィオラ・デイヴィス、ジョエル・キナマン、カーラ・デルヴィーニュ、ジェイ・コートニー、ジェイ・ヘルナンデス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、福原かれん、スコット・イーストウッド







スーパーマンの強力な力に危機感を持ったアメリカ政府はその力に対応出来る寄せ集めの部隊を編成した。しかしその中の人類を滅亡させる力を持つ者が反乱を起こす。



ネタバレ有。



『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』から続く話。
スーパーマンって死んだんだっけ? と『バットマンVSスーパーマン』での一番肝心な所を忘れていたという。
そんな感じでも特には問題無かった。のか?



DCコミックスの悪役を集めたという事だけど、やっぱり悪役を主役にするとそこには悪役ならではの人間性が出てきてしまう。悪役も悪役なりの良心や仲間を思いやる気持ちもあると。
そこら辺が生温いというか、悪なんだか正義なんだかどっちつかずの感じになってしまったが、悪役たちよりも性質の悪い奴らがいるという事で。
そういう事になると結局ジャスティス・リーグは何と、誰と戦う事になるのか。悪役も仲間に加わって人間と戦うんだろうか。守るべき人間もいれば、戦わなければならない人間もいると。



最後の戦いの所で標的の直下に爆薬を仕掛ける任務に就く米軍兵士(その中の一人はスコット・イーストウッド)がいるけど、爆薬を仕掛けて退避する時間が無いという決死の任務の割に映画の中では軽く処理されていたのが可哀想だった。
あれは最初からその覚悟での任務だったのか、それとも状況によってそうなってしまったのか。
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セルフレス/覚醒した記憶 [サ行の映画]


ポスター/スチール 写真 A4 パターン3 セルフレス/覚醒した記憶 光沢プリント

『セルフレス/覚醒した記憶』
"SELF/LESS" (2015・アメリカ・1h57)
監督 : ターセム・シン
出演 : ライアン・レイノルズ、ベン・キングズレー、マシュー・グード、ナタリー・マルティネス、ジェインイー・リン・キンチェン、ミシェル・ドッカリー、ヴィクター・ガーバー、デレク・ルーク







肉体が滅びる前に他人の肉体に自分の精神を移植する手術を受けた富豪。しかし、特別な薬を飲み続けなければやがて精神も滅びてしまうのだった。



人間の精神と肉体、そして生命についてのSF。
精神と肉体を切り離し、精神を別の肉体に移植し続ければ永遠の生命が得られる。人間の長年の夢が実現するがそれは許される事なのか。

突飛な話ではある。精神の移植とか考えもしなかったけどそんな事も有り得るのかもしれないなあと思ってしまう。何よりもSFだし。そんなにお堅い映画ではなくアクション・エンターテインメントもしている。

ちょっと理解できないのは富豪の役がベン・キングズレーだという事。どうしても他人の命を奪ってしまった事に悩み苦しむ人物には思えなかった。
『ガンジー』のガンジー役でオスカー受賞した人だからそのイメージなのか。『ガンジー』未見。
移植した肉体の持ち主の人間性も影響するとか。
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた [サ行の映画]



『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』
"SONG OF THE SEA" (2014・アイルランド=ルクセンブルグ=ベルギー=フランス=デンマーク・1h33)
監督・原案 : トム・ムーア
声の出演 : デヴィッド・ロウル、ブレンダン・グリーソン、リサ・ハニガン、ルーシー・オコンネル



妹が生まれた日に母親を亡くした少年。少年は母親と交わした世界一のお兄ちゃんになる約束をこれまで守れずにいたが妹が何者かに狙われた時に妹を守るための行動を起こす。



『ブレンダンとケルズの秘密』の監督。アイルランドに伝わる伝承を基に作品にしている。
『ブレンダンとケルズの秘密』はディープな地域性が強く出過ぎてちょっと分かりづらかった印象だけど、それに較べると本作は大分分かり易かった。
兄妹愛、親子愛が描かれ、そして親子間の感情の行き違いが大ごとになってしまうのは人間でも妖精でも一緒と。



監督は日本のアニメに影響を受けているらしいが、本作を観てるとフランスのアニメ『ベルヴィル・ランデヴー』を思い出す。
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西遊記 孫悟空VS白骨夫人 [サ行の映画]



『西遊記 孫悟空VS白骨夫人』
"西遊記之孫悟空三打白骨精" (2015・中国=香港・1h58)
監督 : ソイ・チェン
出演 : アーロン・クォック、ウィリアム・フォン、シャオ・シェンヤン、ヒム・ロー、コン・リー、ケリー・チャン



天竺へと向かう三蔵法師のお供をする事になった孫悟空、猪八戒、沙悟浄。旅の途中三蔵法師の命を狙う白骨夫人と戦う事になる。



ドニー・イェンが孫悟空を演じた『モンキー・マジック 孫悟空誕生』の続編。ドニー・イェンは降板し、前作で敵役だったアーロン・クォックが孫悟空を演じるという香港映画ならではと思える大胆さ。
主演俳優が変わっただけで話は前作からの続き。といっても前作の事はあまり覚えていなかった。
冒頭で三蔵法師と孫悟空が初めて出会って、そういえば『モンキー・マジック 孫悟空誕生』は二人が出会う前の話だったなあと薄っすらと思い出した。
そしてお釈迦様役はケリー・チャンで。その事も思い出した。両作品ともケリー・チャンの出演時間は同じくらい。

白骨夫人のエピソードは昔の日本のテレビドラマ『西遊記』でも観た様な感じ。なんとなくどう話が進んでいくのかは想像出来た。

終盤で仏教とはなんぞや。という問題がダイレクトにぶつけられる。
それは三蔵法師がまだ半人前だし、悟空たちに至っては仏教を信じる心さえ持っていないからこそそういった一番肝心な問題をダイレクトにぶつけられるんだろうと思う。
よく分からないが人が生きる上でこうありたいという理想なんではないかと思った。
理想は往々にして踏みにじられるものだけど、それでも理想を失ってはいけない。という事がこの映画では描かれている様に思った。
やっぱり香港映画は奥が深いなと。



まだ旅の途中なので続編が有る様な終わり方。このシリーズも気になるが、チャウ・シンチー版の方も気になる。
チャウ・シンチーはプロデュースに回り、ツイ・ハークが監督、こちらも俳優が変更になっている。とかいう情報。



白骨夫人を演じるのはコン・リー。相変わらずの美貌。美人は呆れ顔も綺麗。



キャラクターでは沙悟浄が面白かった。河童ではないし(元々そうらしい)、ひねくれてもいない。ちょっとアホで素直な怪力の青いおっさん。



シネマート新宿 ≪2016 夏の香港・中国エンターテイメント映画まつり≫にて。
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ジャングル・ブック [サ行の映画]


UK版ポスター ジャングルブック Jungle Book ディズニー #2 [並行輸入品]













『ジャングル・ブック』
"THE JUNGLE BOOK" (2016・アメリカ・1h46)
製作・監督 : ジョン・ファブロー
出演 : ニール・セティ
声の出演 : ベン・キングズレー、ビル・マーレイ、ルピタ・ニョンゴ、イドリス・エルバ、スカーレット・ヨハンソン、クリストファー・ウォーケン



ジャングルで狼に育てられた人間の子モーグリ。人間社会に戻らなければならない時がやってくる。



ネタバレ有。



原作の小説が有って、ディズニーのアニメが有って。どちらも未読、未見。1994年にディズニーで実写化されたのは多分観た。監督は『ハムナプトラ』などのスティーヴン・ソマーズ。
1994年のはジェイソン・スコット・リーが主人公モーグリを演じていたので青年になってからの話。今回は少年モーグリのジャングルでの冒険物語。ディズニーアニメの実写化という所なんだろうか。『シンデレラ』(未見)とか『美女と野獣』(今年公開)とか自社アニメの実写化というのがディズニーのトレンド?

今後もそのトレンドは続いたとして。特に実写化で観たいっていうのは無いんだけど。『美女と野獣』にしても。『アラジン』はもうロビン・ウィリアムズいないし。



ビル・マーレイ、クリストファー・ウォーケンが声の出演、歌声も披露しているのは楽しかった。



クライマックスでジャングルが大火事になって、その後どうするんだろう? と心配で。あれだけの大火事で自然鎮火で特に被害無しとかいい加減な事は嫌だなあと思っていたらちゃんと消火活動がされて、そのための伏線もちゃんと有って、そういう細かい所をきちんとしているのが良かった。
ジョン・ファブローも年々肥えていくけど仕事は丁寧。体重は関係ないか。
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