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Mr.タスク [英数字の映画]


TUSK

『Mr.タスク』
"TUSK" (2014・アメリカ=カナダ・1h42)
監督・脚本・編集 : ケヴィン・スミス
出演 : ジャスティン・ロング、マイケル・パークス、ジェネシス・ロドリゲス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、ギー・ラポワンテ








インターネットラジオの番組で町の奇人を紹介する事によって人気を得た男は取材でカナダを訪れる。ネタになりそうな老人を見つけ自宅を訪ねると老人は男に美味しい紅茶をふるまうのだった。



ネタバレ有。



内容は酷い話しで、それを何の救いも無く終わらせる。奴ぁもう心も体もセイウチになっちまったのさ。と、妙にハードボイルドタッチで。
安直な救いを良しとせず最後まで酷い話しでやりきった。という潔さを評価したい。



とあるビッグスターが役名のギー・ラポワンテ名義で出演。特殊メイクをしているので一瞬誰だか分からなかったが、声で分かった。
今後はジェイ&サイレント・ボブの様にケヴィン・スミス監督作にギー・ラポワンテとして登場したりするのかも。

今回はジェイソン・ミューズは出ていなかったが、アソシエイトプロデューサーとして参加はしている。
なんだか最近のジェイソン・ミューズは男前度がアップしている様な。ここらで2枚目スターとして大変身というのも面白そう。
https://www.google.co.jp/search?q=Jason+Mewes&rlz=1C1SNJC_jaJP509JP586&es_sm=93&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIwZexnbnnyAIVwiymCh21VQst&biw=1362&bih=951#tbm=isch&tbs=rimg%3ACVm0ayW0rsftIjimKpsCXsyufVaeepjgajwqAdGmuQL3oNV562XzUYKJSc3wtOMGXVbHMnHNTcXVcXMR3J0NaTRP9CoSCaYqmwJezK59EbxNoJrN_1ucuKhIJVp56mOBqPCoRu6GbtVI9C_1AqEgkB0aa5Aveg1RFscx19IScD0ioSCXnrZfNRgolJESqAYcX3MBfbKhIJzfC04wZdVscRAFbHA5RVUvUqEgkycc1NxdVxcxGs55qb5hSsNioSCRHcnQ1pNE_10EbURIz1_11pg-&q=Jason%20Mewes&imgrc=_

THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 [英数字の映画]


THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 オリジナル・サウンドトラック(仮)
『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』
(2015・日本・1h34)
監督・脚本 : 押井守
出演 : 筧利夫、高島礼子、真野恵里菜、福士誠治、太田莉奈、しおつかこうへい、堀本能礼、田尻茂一、千葉繁、森カンナ
声の出演 : 榊原良子





かつての時の様に再び首都東京が戦争状態になろうとしていた。特車二課が良き伝統に則って全力で阻止に立ち上がる。



ネタバレ有。



押井監督による『パトレイバー2 The Movie』のセルフリメイク的続編といった所。
特車二課存続のカギを握る"時限爆弾"とは一体何なのか?
"時限爆弾”は実際には存在せず、それが存在すると思わせる事が抑止効果となっていたが、首都東京が非常事態となった事でどさくさ紛れか覚悟を決めたのか手を出され"時限爆弾”が存在しない事が明らかになってしまう。
これで特車二課の解隊は決定的となり、隊員たちは最後の徒花として東京、日本の危機に立ち向かう。といった所なのかと思う。

特車二課の解隊はまだちょっとうやむやな感じだが、一応この実写版シリーズはちゃんと追いかけて観てきたけれど最後に特に盛り上がるでもなく、特車二課は解隊される方向で。それは『パトレイバー』という作品自体にも終止符が打たれたようで、なんだか観ていて寂しさしか感じなかった。
アニメ(OVA、テレビシリーズ)、漫画と長年追い続けてきたファンの方々のこれで終わってしまうかもしれないという寂しさは自分などの比ではないのではないかと心中察する。



秋にはディレクターズカットが公開されるという事だけど、多分同じ寂しさを再び味わわなければならないのだろう。
ディレクターズカットでは最新鋭ヘリコプターのパイロットの謎が明らかにされるだけなのかも。



"時限爆弾”が存在しない事が明らかになったという事は、南雲、後藤の初代隊長が姿を消していなければならない理由が無くなったという事で。
という事は初代隊長の復活も有りという事だろうか。

本作は『パトレイバー2 The Movie』のその後を描くという面も有って、そのために3代目たちが利用され、更には初代復活の道筋もつけさせられて。
3代目たちの存在理由とは一体何だったのか。結局は伝説の初代の栄光を際立たせるためだけの存在の様に思えやはり寂しい気持ちになる。

ANNIE/アニー [英数字の映画]


「ANNIE/アニー」オリジナル・サウンドトラック

『ANNIE/アニー』
"ANNIE" (2014・アメリカ・1h58)
製作・監督・脚本 : ウィル・グラック
出演 : クヮヴェンジャネ・ウォレス、ジェイミー・フォックス、ローズ・バーン、キャメロン・ディアス、ボビー・カナヴェイル、デヴィッド・ザヤス






孤児のアニーが富豪の市長選挙戦に利用される事となるが、アニーはその事を承知の上でその生活を楽しむ。



黒人少女版アニー。赤毛の白人少女版アニーの事をあまりよく知らないが、本作の冒頭に白人版をディスるというか茶化すシーンが有るのはどうかと思った。ただ単にそちらとは違うという事を表わしたかっただけなのかもしれないが白人版の事をよく知らなくてもあまり気持ちのいいものでは無かった。



ミュージカルに苦手意識が有りながら本作は抵抗感なく観れた。クライマックスの追跡シーンはつまらなかった。あそこも歌とダンスで盛り上げるべきなのでは。



キャメロン・ディアスには『ベスト・フレンズ・ウェディング』で歌が下手なイメージを持っていたのでどうなるんだろうかと心配であり興味もあったが下手じゃなかった。どうしても全部本人が歌っているんじゃないのかも。との疑いは持ってしまう。
下手じゃなかったけど上手いかと言えば上手くも無かったが『ベスト・フレンズ・ウェディング』での音痴キャラからしたらとんでもなく上手い。
結局音痴キャラも演技だったという事なのか。長年に渡って見事に騙された。

Present For You [英数字の映画]



『Present For You』
(2014・日本・1h35)
監督・脚本 : 臺佳彦
出演 : オダギリジョー、夏八木勲、石丸謙二郎、風吹ジュン



裏側から国を操る老人の下に仕える事となった男。不要となった荷物が届けられそれを処理する事も重要な仕事の一つだった。



確か『ゼロ・グラビティ』と同じ賞を受賞したとかでちょっと期待したがその賞は技術的な賞ではないのかと思えた。
確かに人形アニメ(人形なのかCGなのかはよく分かっていない)としての技術は素晴らしいものが有るのだろうとは思うが、話がどうにもつまらない。つまらないというか内容が乏しい。95分も有るけどだらだらだらだらとした上での95分。その半分とか30分とか15分とか5分ぐらいでもいいような内容だった。



『鮫肌男と桃尻女』の様なあの頃の石井克人監督作品のインパクトのあるキャラで脱力系のハードボイルドといった所を目指していたのかもしれない。
それを人形アニメでやるという試みは斬新だったのかもしれない。



人形アニメのパートと実際の人間が演じているパートが複雑に絡み合っているがそれにどんな意味が有ってどのような効果が有ったのかがさっぱり分からない。
一度全編を人間が演じたのを撮影して、それを人形アニメでなぞるという手法だったのだろうか。



3Dで。3D効果は特に感じられず。割り高な3D料金を支払った事を強く後悔させる効果はあった。



本編前の短編は面白かった。あるアーティストへのリスペクトというか茶化してるというか、ご本人が観てしまったら多分長時間説教を食らうやつではないかと思うが。

ウォータームーン [レンタル落ち]

REC/レック4 ワールドエンド [英数字の映画]


ポスター A4 パターンB 「REC レック4 ワールドエンド」 光沢プリント

『REC/レック4 ワールドエンド』
"[REC]4: APOCALYPSE" (2014・スペイン・1h35)
監督・脚本 : ジャウマ・バラゲロ
出演 : マヌエラ・ベラスコ、パコ・マンサネド、エクトル・コロメ、イスマエル・フリッチ









スペイン、バルセロナのアパートで起きた惨劇から生き残った女性が隔離された施設ではその惨劇に関しての研究が密かに行われていた。



2作目からの続きという事で観たら3作目からも薄っすらとはつながっていた。でもそれは失敗だったんじゃないだろうか。3作目でゾンビの動きを止める方法が発見されているのに本作ではそれは使われないので観ている方としてはなんかモヤモヤとしてしまう。
その方法が伝わっていなかったんだろうか?そんなめちゃくちゃ大事な事伝え忘れたらダメじゃんと思う。
あくまで3作目は別物としといた方がこの際は良かったのではないか。



本作で一応完結という事らしいが、悪魔との戦いできっちりとした終わり方が出来るはずもなく、いつでもシリーズ再開、もしくは新シリーズ始動が出来そうな終わり方だった。



シリーズの目玉であったPOV手法、3作目の途中で気持ちいいくらいに潔く投げ捨てたがその名残は時折監視映像が使われる事で感じられる。

KANO ~1931海の向こうの甲子園~ [英数字の映画]


KANO Original Soundtrack (OST) (台湾盤)

『KANO ~1931海の向こうの甲子園~』
"KANO" (2014・台湾・3h05)
監督 : マー・ジーシアン
出演 : ツァオ・ヨウニン、永瀬正敏、坂井真紀、吉岡そんれい








1931年の甲子園で行われた野球大会で旋風を起こした台湾代表チーム。かつては国内で1勝する事すら難しかったチームだったが新監督の指導の下実力をつけ決勝進出を果たす。



熱血野球映画。その純粋なまでの熱血ぶりは久しく観ていないものであり、だからなのか観ていて一緒に熱血とはいかず、気恥ずかしさの方を強く感じてしまった。



日本の学校も含め大会出場全チームのユニフォームの胸の文字がローマ字なのは何故なのかが気になった。

96時間/レクイエム [英数字の映画]


映画 96時間 レクイエム ポスター 42x30cm  リーアム ニーソン 【並行輸入品】

『96時間/レクイエム』
"TAK3N" (2014・フランス・1h49)
監督 : オリヴィエ・メガトン
出演 : リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン、フォレスト・ウィテカー、ダグレイ・スコット、サム・スプルエル、リーランド・オーサー








娘と元妻に襲いかかる危機を力づくで払いのけてきた男だったが、新たな生命の誕生との引き換えかのように一つの生命が失われてしまう。



ムビチケを買ってあったがムビチケの使用が許可されていないIMAXで観てみた。
本作をIMAXで観る意味は全く無かったと言ってもいい。元々IMAX用に撮影されたという事でもないみたいだし。ただ単にデカいスクリーンで観たというだけ。
そのスクリーンがデカいのがIMAXの特長の一つだけど、スクリーンのデカさを観客全員がまんべんなく体感するためにはスクリーンと客席が離れ過ぎてはいけなくて。だから小屋自体はそれほど広くは無くむしろ狭くさえ感じる。狭く感じるのはスクリーンのデカさからくる圧迫感なのかもしれない。
今回その圧迫感を感じて閉ざされた空間であるのに広々とした解放感が有った新宿ミラノ座がとても貴重な空間だったのだなあという事を改めて思った。

スクリーン内に新宿ミラノ座の空間が再現されて、その空間で映画を観ている感覚が味わえる3D映画館とか作られないだろうか。
もしそれが可能なら渋谷パンテオンとかも再現とか。



前2作の復讐の連鎖から離れて新たな展開を見せる。『ハリソン・フォード 逃亡者』からの影響が強いように思えた。
刑事のフォレスト・ウィティカーが「捕まえるのが俺たちの仕事で罪を裁くのは別の所」といった感じの台詞は『ハリソン・フォード 逃亡者』でトミー・リー・ジョーンズが同じ事を言っていた。

ショッキングな出来事が起きても1作目の娘のためにパリで暴走するお父さんというインパクトは超えられなかったと思う。
そして暴走するお父さんの暴れっぷりとは対照的なアットホームなファミリードラマも本作の魅力だったと思うが、今回の事でそれがこの先どうなるのかが気になる。お父さんに新たなファムケ・ヤンセンより若いお相手が登場したりするのだろうか。



元妻の夫役を演じている人が1作目とは別人なので混乱してしまう。
1作目でその夫がロシアとの裏商売をしているという話がチラッと出ていて、今回はそれを活用していた。
1、2作目に出ていたフランスの刑事もお父さんに奥さん撃たれたりなんだりで結構酷い目に遭っているのでいつかお父さんの敵になるんじゃないかとにらんでいる。

THE NEXT GENERATION パトレイバー/第7章 [英数字の映画]


THE NEXT GENERATION パトレイバー/第7章 [DVD]

『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第6章』
(2014・日本)
総監督 : 押井守
出演 : 真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、堀本能礼、田尻茂一、しおつかこうへい、千葉繁、筧利夫







エピソード12 「大いなる遺産」 (0h48)
監督・脚本 : 押井守
ゲスト出演 : 外波山文明、今野浩喜(キングオブコメディ)
警視庁のトップ人事をめぐり様々な思惑が蠢きお荷物部署である特車二課の存続が危ぶまれる。そんな中現隊長は初代隊長が遺したとされる特車二課存続を握るカギを探すため獄中のある人物に面会をする。



劇場版長編につながる前章的な物語。
押井節全開では無いもののそれでも炸裂は当然するのであまり理解は出来ていないが、アニメ劇場版2作目の続編となりそうなのでそこは期待するしかない。
本作はその期待を十分に煽ってくれたと思う。でもそこは押井監督の実写作品なので期待をいい意味でも悪い意味でも(主に悪い意味で)裏切ってくれる事もしっかりと念頭に置いて期待したい。



これまでの総集編との2本立てかと思ったが、本作の冒頭数分間で総集されていた。

SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者 [英数字の映画]


SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者 [DVD]

『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』
(2012・日本・1h50)
監督・脚本・編集 : 入江悠
出演 : 奥野瑛太、駒木根隆介、水澤紳吾、斉藤めぐみ










埼玉から東京に上京したが栃木への逃亡者となったMIGHTY。IKKUとTOMも初ステージに上がるため栃木を訪れていた。



IKKUとTOMが見れれば満足で。今回はふたりに加えて栃木のラッパー4人も面白くてその6人が出ている所は笑えて面白かった。

メインのMIGHTY絡みの所はシリアス路線。

IKKUとTOMが殺人事件をライムに乗せて推理する探偵モノとか観てみたい。



池袋シネマロサにて。入江悠監督最新作『日々ロック』『ジョーカー・ゲーム』公開を記念して代表作『サイタマノラッパー』シリーズ3作品を上映。

SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~ [英数字の映画]


SRサイタマノラッパー2女子ラッパー☆傷だらけのライム [DVD]

『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』
(2010・日本・1h35)
製作・監督・脚本 : 入江悠
出演 : 山田真歩、安藤サクラ、桜井ふみ、増田久美子、加藤真由美、岩松了、駒木根隆介、水澤紳吾








埼玉のラッパーMC IKKUとMC TOMが群馬の女子ラッパーたちと出会う。群馬の女子ラッパーたちもまたそれぞれの人生の中で葛藤を抱えていた。



今回の主役は群馬の女子ラッパーたちだけど、でもメインタイトルはサイタマノラッパーでIKKUとTOMの存在はやはり大きい。あと伝説のタケダ先輩。タケダ先輩の存在があそこまで大きくなるのは予想外で楽しい。

IKKUとTOMが二人一緒にいる姿が見れるだけで嬉しい存在になった事に本作での登場シーンで気付いた。
対照的な見た目とか二人の何気ない会話のやり取りの面白さとか本当に面白いコンビだと思う。



前作のラストほどではないが本作のラストシーンも良かった。本作は微笑ましいラスト。



池袋シネマロサにて。入江悠監督最新作『日々ロック』『ジョーカー・ゲーム』公開を記念して代表作『サイタマノラッパー』シリーズを上映。

6才のボクが、大人になるまで。 [英数字の映画]


Boyhood

『6才のボクが、大人になるまで。』
"BOYHOOD" (2014・アメリカ・2h45)
製作・監督・脚本 : リチャード・リンクレイター
出演 : エラー・コルトレーン、ローレライ・リンクレイター、パトリシア・アークエット、イーサン・ホーク







6才の少年と姉とシングルマザーと元夫。4人の12年間の成長の記録。



12年間断続的に撮影を継続して、物語としても一応まとまっていてお疲れ様でした。と、労いの意味での高評価も有るんじゃないだろうか。
マイケル・ウィンターボトム監督も『いとしきエブリデイ』を同じコンセプトで作ったものの、12年間は続けられず(まだ撮影を継続しているのかもしれないが)物語もやや中途半端な感じになってしまったために高評価には至らなかった。
本作は一人の少年の成長に照準を合わせたのが成功したのだろう。

日本にもテレビドラマではあるが『北の国から』がある。『北の国から』が結局何年間の物語になったのかは知らないが、全シリーズを劇場用作品1本に再編集したら本作と同じような高評価を得られるのかもしれないのでやってみはったらよろしいのに。

SR サイタマノラッパー [英数字の映画]


SR サイタマノラッパー [DVD]

『SR サイタマノラッパー』
(2008・日本・1h20)
監督・脚本 : 入江悠
出演 : 駒木根隆介、水澤紳吾、みひろ、奥野瑛太










埼玉でラッパーとして生きる事を誓う男たちだったが埼玉でラッパーとして生きる事は難しく、日々の生活の中でその意志を事有るごとに試される。



池袋シネマロサにて。入江監督最新作『日々ロック』『ジョーカー・ゲーム』公開を記念して代表作『サイタマノラッパー』シリーズ3作品を上映。



公開当時評判の良い作品だったが食わず嫌いで観なかった。
何を食わず嫌いしていたのか今となっては当時の記憶が定かではないが、ルーキーズとかクローズとかのヤンキー系のと混同していたのかもしれない。



ラストシーンに尽きる。MC IKKUの問い掛けにMC TOMが反応した瞬間。あの瞬間だけで十分に多くを物語っていてあれ以上はもう何も必要ないのだろうと思う。



白黒が似合いそうな作品なので白黒バージョンを観てみたい。



MC IKKU役の人もMC TOM役の人も他の作品では見かけないなあと思ったが、自分が知らないだけでお二人とも映画、ドラマ、舞台などで大活躍中だった。

THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に [英数字の映画]


新世紀エヴァンゲリオン 劇場版「DEATH (TRUE)² / Air / まごころを、君に」 DVD-BOX (163分) アニメ [DVD] [Import]

『THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』
(1997・日本・1h27)
総監督・脚本 : 庵野秀明
声の出演 : 緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、三石琴乃、立木文彦、清川元夢、山口由里子、麦人、長沢美樹、子安武人、結城比呂







ついにサードインパクトが起こる。14歳の少年の選択がヒトの在り方を決める。



新宿ミラノ座より愛をこめて ~LAST SHOW~ [2014.12.20(土)~12.31(水)]にて。



テレビシリーズ第弐拾五話と最終話を劇場用にリメイク。それまでの総集編が有るのだと思っていたがそっちは違うバージョンの方みたい。
色々なバージョンが有ってあまりそこら辺の事は分かっていないのでウィキペディアを見てなんとなく分かった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%89%88_Air/%E3%81%BE%E3%81%94%E3%81%93%E3%82%8D%E3%82%92%E3%80%81%E5%90%9B%E3%81%AB

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%89%88_%E3%82%B7%E3%83%88%E6%96%B0%E7%94%9F

しかし、今回の上映でいきなりこれだけを見せられても初見の方には何が何だかさっぱり分からないと思う。初見じゃないけど元々よく理解出来ていないし、久し振りに観るのでよく分からなかった。



シンジが選んだのはそれぞれの人間が存在する世界という事でいいのだろうか。シンジとアスカしかいないけど。もし他の人も存在するのだとすると一応ハッピーエンドなのではないかと思うが最後のアスカのあの言葉でヒトとヒトが理解し合う事は未来永劫不可能。と思いっきりアンハッピーエンドへと突き落す。
製作者側の当時の心境や状況がそうさせたみたいだけど。あれから17年経った昨年遂に完結したコミック版では本作とは違う結末を迎え。いまだ公開時期未定の新劇場版ではどのような結末を迎えるのでしょう。
新劇場版の完結をミラノ座で見届ける事が出来ないのは残念。

THE NEXT GENERATION パトレイバー/第6章 [英数字の映画]


THE NEXT GENERATION パトレイバー/第6章 [DVD]

『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第6章』
(2014・日本)
総監督 : 押井守
出演 : 真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、堀本能礼、田尻茂一、しおつかこうへい、千葉繁、筧利夫







エピソード10 「暴走!赤いレイバー」 (0h48)
監督 : 田口清隆
ゲスト出演 : 高島礼子、波岡一喜、丘みつ子
新潟に陸揚げされるロシアの軍用レイバーをテロリストが強奪する計画を阻止するため現地へ向かう特車二課隊員。

エピソード11 「THE LONG GOODBYE」 (0h48)
監督 : 湯浅弘章
ゲスト出演 : 大東俊介、駿河太郎
高校の同窓会に出席する事になった明。ほんの数年前の高校時代の甘酸っぱい思い出が甦る。



今回の2作は今まで影の薄かった本シリーズの一応主役である明がメインを張っている。とは言ってもそんなに面白いわけでもなく。やっぱり一応主役がメインの回も無いとまずいんではないかという事で作られただけの様にも思えた。

そんな中でもシリーズ後の劇場長編作品へつながっていくものが有る様な。テロリストとか明の警察官、レイバー乗りの自覚とかプライドみたいなものとか。



明とともに影の薄かった大田原は今回は書き割り状態。一言も喋らなかったんじゃないだろうか。

シリーズが進むごとに静かに存在感を増している御酒屋さんは今回も面白かった。



次回でシリーズは終了。エピソード13は総集編だとか。総集するほどの事してましたっけ?と意地悪に思ってしまいますが。その分料金は割安になります。

総集編が面白くなるかは編集次第。押井総監督が編集するのだろうか。

STAND BY ME ドラえもん [英数字の映画]


STAND BY ME ドラえもん ORIGINAL SOUNDTRACK

『STAND BY ME ドラえもん』
(2014・日本・1h35)
監督・脚本 : 山崎貴  監督 : 八木竜一
声の出演 : 水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、妻夫木聡







小学4年生の少年の元に未来の世界のネコ型ロボットがやってくる。



池袋シネマ・ロサにて。



宣伝コピーの「ドラ泣き」という言葉に感動押しつけ映画になっているのではないかと思い敬遠していたけど、もしロサで上映されたら観ようと思っていて上映されたので観た。2Dで。
ドラえもんの映画を観るのはこれが初めてかもしれない。
ドラえもんの映画で内容を知っているのは1作目の『のび太の恐竜』と『ぼく、桃太郎のなんなのさ』。
映画ドラえもん「ぼく桃太郎のなんなのさ」 [VHS]








高畑勲監督によるかぐや姫伝説『かぐや姫の物語』がアメリカでの映画賞レースを席巻していますが(ゴールデン・グローブ賞はノミネートされなかったがアカデミー賞授賞式で高畑監督と宮崎監督が一緒に壇上に立つ事はあるのだろうか)、『ぼく、桃太郎のなんなのさ』はF先生による桃太郎伝説をSFギャグ漫画に仕立てた楽しい作品。
映画の方ではバケルくんは出ていないらしい。

↓ こちらはS学館ほか各所に見つかったら多分怒られるやつ。BGMは何故セックス・オン・ザ・ビーチなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=aaxfzXpWdCQ
https://www.youtube.com/watch?v=XmuO0c_ZDyU



原作の感動エピソードを再構成しただけ。という評を読んだけど確かにそう思えるがさすがに原作が素晴らしいので感動する。
特にはのび太が可愛らしい愛すべきいい奴キャラに描かれているのが良かった。F先生の描くのび太は本当に可愛らしくて(その他のキャラクターも可愛い)だから憎めない。本作ののび太はF先生タッチとは違った可愛らしさが有った。

『ドラえもん』は基本的にSFギャグ漫画だと思っているが、その中にある感動エピソードにおいてのび太のそういういい奴キャラが感動を生み出しているのだろうと思う。
そんなのび太の人としての本質を見抜いているしずかちゃんのパパもまた人格者であった。しずかちゃんのパパがパイプを持っていて娘の父親であるという所でF先生と重ね合わせてしまう。



未来からやって来たドラえもんが過去を変えてしまうタイムトラベルにおける重大なルール違反については見て見ぬふりを。
のび太とジャイ子が結婚しないとセワシくんが存在しない事になるけどとか考えない。
きっと『ドラえもん』はのび太という一人の人間の成長の物語であって(一向に成長しないけど)、のび太はのび太、セワシはセワシ、ノビスケはノビスケと、どうあってもその人物はその世界に存在する運命が決まっていると。この『ドラえもん』という作品においてはのび太の小4時代の世界一点に絞っていて、その世界に未来からの干渉が有って未来に影響を及ぼすとしてもそれはそれ後の事は後の事と。という説明はかなり苦しいがそれで納得するしかない。



CGによる立体キャラになった事でのび太とスネ夫の髪型がどうなっているのかが分かったのが良かった。
スネ夫ヘアーは昔のギバちゃんの前髪立てヘアーをもうちょっと伸ばした感じが実は近いんじゃないだろうか。
VINYL COLLECTIBLE DOLLS ドラえもん 夢の中のスネ夫A’96










時代設定がよく分からない。1970年代なのか今現在の2010年代なのか。17年後の未来の世界からすると2010年代という事の様に思える。
しかし、17年という年月は長いようで短く、あれだけの発展を遂げるものなのかと思ってしまう。スネ夫の髪型の発展は面白かった。

17年後の未来の世界では車社会に大革命が起こっている様。タイヤレスカーが既に主流となっていて。そうなったらタイヤ関係に従事している多くの人が失業して天然ゴムの生産国も大打撃を受け。ついでにミシュランガイドも無くなるんじゃないだろうか。
自転車もタイヤレスなのか。
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